北海道日本ハムファイターズが、札幌ドームから北広島新球場に移転することが決定したと、北海道新聞一面で報道された。
札幌市民の私の個人的意見としては、釈然としない思いでイッパイである。
私は、札幌ドームで、ファイターズには、色々と思い出づくりをさせてもらった。
2005年9月のロッテ戦。
2009年9月のロッテ戦。
2011年6月のロッテ戦。
2011年10月の楽天戦。
2014年8月の西武戦。
2015年9月のオリックス戦。
2016年7月のオリックス戦。
2016年9月のオリックス戦。
・・・ファイターズが北広島に移転してしまったら、思い立った時に「仕事帰りにナイター観戦」とは、私の場合はなかなか難しくなりそうだ。
また、容易に増便できないJRでの交通アクセスにも、課題がある。
乗用車で行くにしたって、大渋滞や、駐車場に車をパークさせる際のタイムロスは、確実。
そして、クルマで行ったなら、野球を観ながらのビールが、愉しめない。
加えて、試合終了後の「福八のラーメン」が、愉しめない・・・
そして、優勝パレードはどうする?
本拠地が北広島なのに、札幌で出来るのか?
北広島で、あの時の様な華やかな優勝パレードが出来るのか?
「ファイターズ」は、好きだ。「チキチキボーン」も、好きだ。
だが、「日本ハム球団経営陣」は、好きになれない。
札幌に移転した当時は、経営陣はもっと謙虚だったような気がするのだが・・・
人気球団になるにつれ、コスト削減のためか、高年俸となった選手を次々にトレード・売却・あるいはFAに追い込む。
たとえば、小笠原選手・糸井選手・陽選手・小谷野選手。
昨年は、谷元投手・増井投手・・・
そして、ファン目線ではなく、大阪商人的経営の論理で、本拠地移転する。
「一企業なのだから当然」という声もあるだろうが、「ファイターズ」をここまで人気球団に育てた器は「札幌ドーム」だったのだということを、忘れてほしくない。
北広島市民の方には申し訳ないが、私は、「ボールパーク構想」に、真正面から反対する。