土曜日。
我々一家4名+母&叔母の計6名で、お墓参りに行ってきた。
愛車のレガシィ2.0i(5MT)は乗車定員5名なので、乗りきれない。
なので、8時10分。
今年も、レンタカーを借りた。
昨年は「フリード」。
そして今年は、かねてから好印象なクルマだった「シエンタ」をお借りした。
グレードは4WDの「X」(1.5Lガソリン・乗車定員6名:北海道地区メーカー希望小売価格1,987,200円)だった。
その個体はなんと、本年8月2日登録の、バリバリの新車であった🚘
ステアリングの上から俯瞰するタイプの、メーターパネル。
オーソドックスで使いやすいATシフトノブ&3連空調ダイヤル。
ブラック基調のインテリアだが、オレンジの加飾が、ハロウィンを思わせる、なかなか小洒落たアクセントである。
母と叔母を拾い、祖父母が眠るお墓に着いたのは、10時51分。
サードシート使用時のラゲッジスペースは、日帰りの墓参であれば、十分すぎる広さである。
父が眠るお寺の納骨堂に着いたのは、12時57分。
シエンタが履いていたシューズは、185/60R15の「トーヨー ナノエナジー」。
ややロードノイズ大きく、踏面が雑味を拾うタイプではあるが、ステアリングインフォメーションは、決して悪くない。
キビキビ感と適度なダルさを併せ持つ、イイ感じのハンドリングである。
ただし、ステアリングホイールが革巻でなかったのは、手のひらに汗をかきやすい体質の私にとっては、やや残念なポイント。
シートの低反発枕のような座り心地は、じつに好印象。
母と叔母は2列目に座り、
長女と次女は3列目に乗っての、約3時間のドライブ。
ちなみに、娘たち曰く。
3列目の居心地自体は、昨年のフリードの方が良かったとのことである。
それは、「足元スペースの広さの違い」だという。
ホンダの「センタータンクレイアウト」には、やはりそこに一日の長があるのだ。
そして、墓参が終了し。
母と叔母を自宅に送り届けたのち、私は妻に運転を任せ、3列目に佇んでみた。
私が短足だからかもしれないが、ニースペースは十分である。
高めのアイポイントで、見晴らし自体も悪くない。
ただし、3列目席の乗り心地は、あまり良くない(^^;
結構路面の凹凸をよく拾い、上下に揺すられる感があるのだ。
それは、ドライバーズシートに座っていた時の印象と、大いに異なる点であった。
3列目席への乗降性も、2列目がキャプテンシートだったフリードと較べると、明らかに劣る。
とはいえ。
私がミニヴァン的なクルマを買うとしたならば、このシエンタが、やはり有力候補の一台となることは、間違いない。
15時10分にガソリンを満タンにし、このクルマを返却。
燃費計数値は11.7km/Lとなっていた。
ちなみに満タン法では、113.2km÷11.42L≒9.9km/L。
シエンタの4WDモデルには、アイドリングストップ機構が装着されていないのだ。
確かに今回の墓参は、結構渋滞に巻き込まれたとはいえ・・・
私個人の見解としては、スペースユーティリティと実用燃費では、ホンダのフリードの方がトヨタのシエンタよりも、上かもしれない。
デザインについては、シエンタの方が、私好みなのだが。
ともあれ、税込11,880円で、愉快な経験をさせていただいた。
来年のお盆はどんなミニヴァンを借りようかと、今から算段中の私なのである。