3連休初日の土曜日。
妻の発案により、JR北海道の「一日散歩きっぷ」を活用し、日帰りの旅に出掛けた。
まずは、「学園都市線(札沼線)」を北上し、「新十津川」まで行ってみることに。
7時25分。
持参のおにぎり&十六茶にて、列車内で朝食。
「石狩当別駅」に着いたのは、7時38分。
ここで、「新十津川行」に乗り換えである。
多額の赤字から、来年で廃止となることがほぼ確定的である、札沼線の「北海道医療大学~新十津川間」。
そんなこともあってか、列車内は鉄道マニアと思われる方々で賑わっており、乗車率はほぼ100%であった。
8時18分。
「石狩月形駅」に到着。
なぜか、列車は、ここで約20分停車するという。
なので、改札を出て、トイレ&スモーキングタイム。
8時25分に、再び列車に乗り込んだ。
終着駅の「新十津川駅」に着いたのは、札幌出発から約2時間後の、9時30分。
路線廃止を惜しむ方々で、構内は溢れかえってた。
駅を出ると、右手には「空知中央病院」という大病院があり・・・
左手には「第一興産(株)LPガス充填所」がある。
駅前を東に進むと、「寺子屋」という名の「鉄道グッズ 軽食・喫茶」のお店が君臨している。
駅の前では、「新十津川町限定!とつかわ こめぞー」のピンバッジが500円で売られていたので、記念に購入。
この駅には、「駅長犬LALA」君が居たのだが、我々夫妻が訪れた7月14日には、すでに引退していたのだった。
ああ、来るのが、あと一週間早ければ、会えたのに・・・無念。
そして、「日本一早い最終列車」の出発時刻は、午前10時ジャストである。
これは、すなわち「始発列車であり最終列車」なのだ、
我々夫妻は、それに乗り込み、次の目的地へと向かった。
目前に拡がる田園風景に、列車の「ガタタン・ガタタン」と走るリズムが、心地良い。
10時48分。
ふたたび「石狩月形駅」にて、下車。
そこから歩くこと、約15分。
「月形温泉 ゆりかご」に、我々夫妻は到着した。
11時10分。
まずはひとっ風呂浴びて、旅の疲れを癒やすことに。
その温泉は、黒い湯の華の浮かぶ、茶褐色。
のんびりと、浸からせていただきました
風呂から上がったのは、11時45分。
ちょうどお昼時だったので、館内の「レストランにれの木」にて、ランチとすることに。
そのメニューは、けっこう多彩で、お値段も良心的である。
妻のチョイスは「ソーセージ盛合せ」。
私は「冷やし中華」をオーダー。
それらを夫妻でシェアしていただくことに。
そしてもちろん。
「風呂上りのビール」は、我々夫妻にとって、マストアイテムである
11時50分。
まずは「サッポロクラシック(中ジョッキ)」で、白昼の乾杯!
この「ソーセージ盛合せ」は、オーダー時の想像を越えた豪華さで、ビールに合うコトこの上なし!
「ゴマだれ」でチョイスの「冷やし中華」も、質・量ともに、大満足!
ちなみに、「生ラム定食」(税込1,200円)や、「カレー&スパゲティ」(税込900円)も、大いに魅力的じゃありませんか!
月形温泉の「レストランにれの木」は、なかなか、あなどれない
JR札沼線の旅。出足好調である(^^)
昼食後は、腹ごなしに、近隣を散策。
「皆楽公園」を訪れたのは、12時23分。
12時44分に「月形町役場」を通過し・・・
12時45分に「月形樺戸博物館」前を通り過ぎる。
そして我々夫妻は、13時に、「月形駅前発 岩見沢ターミナル行」のバスに乗り込んだ。
この日、このバスは、ほぼ「我々夫妻の貸切状態」。
信号のほとんどない道を、スピーディーにこのバスは駆け抜けた。
13時38分に、バスは岩見沢に到着。
ここで立ち寄ったのが、「Bakery&Sweets ししまる」。
13時55分に、店内に潜入。
私は「あらびきウインナークロワッサン」と「ピロシキ」を購入。
妻のチョイスは「塩クロワッサン」と「クリームもちもち」だった。
岩見沢駅前のベンチに腰掛け、それらをほおばる。
粗挽きウインナー+チーズ+ケチャップが、あでやかな旨さの「あらびきウインナークロワッサン」。
そして、「ピロシキ」。
じゅわっとしたひき肉に、むにゅっとしたしいたけに、サクッとした筍。
そしてそれらを、「パリッとした表面と柔らかな内面」の生地が包む。
懐かしいながらも、モダンな味わいで、これまた美味しかった。
その後は、やや時間があったので、岩見沢駅前を、散策。
「九州料理 京野菜 EzoyA 三条別邸」は、なかなかココロ魅かれるお店である。
加えて入り口には、きわめておとなしく忠実な看板犬くんが!
このお店、いつの日か、潜入してみたい。
実際、駅前周辺のショッピングモールは、シャッターが閉まっているお店も多かった。
だが、営業中のお店は個性に溢れていた。
この「高橋馬具靴鞄店」は、なかなかの老舗感。
歩道や壁の煉瓦には、なぜか氏名や生年月日が刻印されていた。
帰宅して調べたところ、これは「岩見沢煉瓦プロジェクト」の一環である模様。
そして、15時06分。
我々夫妻は、次なるターゲットである「苫小牧」へと、普通列車で向かった。
15時19分に、「栗沢駅」を通過。
15時24分に「栗丘駅」を通過。
15時29分に「栗山駅」を通過。
そして「苫小牧駅」に到着したのは、16時38分だった。
駅を出た我々夫妻は、まずはコンビニへ。
17時に「クリアアサヒ 北海道の恵み」を買い込み、水分&アルコール補給。
そして17時08分。
駅周辺をぶらぶら歩いていると、「とまチョップ」君と遭遇!
この「ココトマ」というお店で、「ホッキライスバーガー(サラダ・ポテト付き)」を、夫妻で購入。
お持ち帰りとし、帰りの列車内でいただくことに。
そして、17時33分札幌行きの列車に、我々夫妻は乗り込んだのだった。
17時28分に、ちょっと早い、夕食開始。
この「ホッキライスバーガー」。
アッツアツなうえに、ご飯にホッキのダシが沁みていて、ウマい!
表面がカリッとおこげ風になったお米もさることながら、ホッキ自体が、むにゅっとイケるのだ。
デフォルトで付いてくるサラダも、水菜がシャッキリと新鮮で、瑞々しい。
同様のポテトも、アッツアツで、これまたハッとしてGOOD!
その後、タイムロス削減のため、18時03分に南千歳で快速エアポートに乗り換え・・・
18時38分に、札幌到着。
やはり、アルコールをいただきながらも、移動できるというのは、じつに良い。
心身充実の、「JR一日散歩きっぷ」の旅でした
7月8日(土)。
天気予報が外れて良く晴れたので、妻と共にドライブに出かけた。
13時44分。
まずは、「あそびーち石狩」へ。
そこでは、「いしかり浜サンドパーク2018」が開催されていた。
石狩市公認のゆるキャラである、「さけ太郎&さけ子」の砂像。
かなり、緻密なその出来に、私は驚愕した。
また、スタッフさんが、こまめに水を着けたり削ったりで修復していたのも、見逃せない裏方仕事。
まさにこれは、ヒューマン・アートである。
そして、海。
河口に近いことからか、海の色自体はややグレイであるものの、その潮風の心地良さは、やはりこの場所ならでは。
私はここで思わず、中村雅俊氏の「海を抱きしめて」を、口ずさむ。
ただ、驚いたのは。
駐車料金が、なんと1,000円になっていたことである。
ついこないだまで、500円だったように記憶していたのは、私のカン違いだったのだろうか。
まあ、かつてと違って、それなりに駐車区画も整理されていたから、とりあえず納得しよう。
その後私は、レガシィ2.0i(5MT)を、厚田へと走らせる。
お目当ては、この「厚田くんせい」。
15時25分に、そこに到着した。
ここで私は、「こまい」と「玉子」(各500円・・・だったかな?)をお買い上げ。
これらのインプレッションは、遠くない将来、お届けいたしましょう。
さて、6月17日~7月15日にかけての、レガシィ2.0i(5MT)の燃費です。
この間、前述の厚田までへのドライブがあったことからか、燃費計数値は12.7km/Lと、好調を維持。
満タン法では、589.1km÷49.24L≒12.0km/Lでした。
今後も、環境とお財布に優しい「省燃費運転」を、心掛けたいと思います
石垣島旅行から帰ってきて、無性に食べたくなったのが、「スタンダードな札幌ラーメン」である。
そこで我々夫妻が向かったのは、「安定感ある旨さ&スムーズなオペレーション」が光る、「吉山商店」。
13時03分に、そこの暖簾をくぐった。
もちろんチョイスは、札幌ラーメンの王道たる、「みそらーめん」(税込750円)。
13時を回っていたにもかかわらず、店内は大盛況で、すぐに席に着くことはできなかった。
13時18分。
ようやくにして、店内の中待合椅子の、中ほどに到達。
このお店には、地元TV局も、結構取材に訪れているようだ。
そして13時26分。
カウンターに着席すると、ほぼ同時にラーメンが供された!
「カウンターに座ってからは待たせない」のは、このお店の大きな特色であり、美点なのだ。
ぷりぷり・ぴちぴち・しこしこの、森住製麺の中太ちぢれ麺は、噛みごたえ・ノド越し、共にグラマラス!
まろやかな味噌味スープ。
そこにはゴマがかほりを添え、そこかはかとなく焙煎風味の香ばしさが漂う。
そして、チャーシューに乗せられた生姜。
これをスープに溶くと、そこには負けん気の強い女性のような自己主張が加わり、ますます魅惑的テイストに!
個人的には、生姜は全て溶きいれた方が、ストライクである
スレンダーなメンマは、シャキッと爽快な歯ごたえ。
とろとろ過ぎない、適度な歯ごたえのチャーシュー。
それは、肉と脂身の比率が、まさに「黄金比」といっていい出来栄え!
薄いがしっかりとした油膜に守られ、スープがなかなか冷めないのも、見逃せない美点。
そして、最後の仕上げ。
もやし・キクラゲ・ひき肉の救出活動である。
13時40分に、完食に至りました。
いやあ、なんだかんだいっても、「札幌ラーメンをいつでも喰える、札幌で生まれ育った」のは、やっぱ、ラッキーだった。
ホント、しみじみ、思う。
そして、魅惑の夏季限定メニューが、この「冷やし焙煎辛みそらーめん」。
暑~い真夏の日中に、コレを喰いに来てみたい。この夏の、宿題だ。
先日の「石垣島ツアー」で、「自分のために購入したお土産」が、いくつかある。
そのうちのひとつが、この「石垣の塩 島ナッツ」である。
それは、「島こしょう味」「沖縄タコス味」「ほんのりチーズ味」の、3種の味のアソート。
やはり「石垣の塩」を使用しているのが、この製品のインポータントなポイントである。
それらは、サクッと軽い歯応え。
「島こしょう味」「沖縄タコス味」のメキシカンな辛さを、「ほんのりチーズ味」がなだらかに中和する。
ビール(発泡酒)との相性の良さは、言わずもがな。
数日で、完食に至りました。
そして、「沖縄 島ラー油柿ピー」。
お味の決め手は、「石垣島の島ラー油」である。
それ自体は、ラー油由来の尾を引く辛さで、刺激的!
同包の落花生・方口いわし・ねぎが、箸休め的に、咀嚼のリズムを刻む。
なかなか異国情緒溢れた、このスナックたち。
現時点で、もう喰い尽くしてしまったのだが、もっとたくさん、買っておくべきだった・・・(後悔)
その日は、気分を変えて、サッポロの新製品「LEVEL9 贅沢ストロング」での晩酌。
ローソンにて税込145円で購入した。
アルコール度数9%ゆえ、手早くちゃっちゃと酔えるだろうとの判断でのチョイスである。
アルコール度数高めゆえの甘みがあるが、決してべた付かず、芳醇な味わい。
苦みもあるが、想像していたよりも、スッキリ系の味わいだ。
しかしながら、それをグイッと飲み干すと、なにか胃の中が熱くなるのを感じる。
それが、アルコール度数9パーセントの、自己主張なのだろう。
口当たりの良さに調子に乗ると、しっぺ返しを食らう。
そんなことの繰り返しだった人生を、思わず振り返る私なのだった。
その日のランチは、カルディで購入の「Sopa de Ajo (ソパ デ アホ)ラーメン」。
税込178円と、カップめんとしては、ややプレミアムなお値段だった。
「Sopa de Ajo (ソパ デ アホ)」とは、スペインの郷土料理であるガーリックのスープのことを指す。
「異国情緒あふれたデザイン」のカップめんなのだが、製造者は「(株)カナヤ食品」という、千葉県旭市の企業。
これは、「黒酢香る 酸辣湯麺【サンラータンメン】」と、同様の展開である。
別袋を出したり破ったりの手間が要らない、お湯を注ぐだけでOKの「麺・スープ・具材一体型オール・イン・ワン タイプ」であるのは、嬉しい美点。
プラスティックゴミ削減の観点からも、◎を捧げたい。
お湯を注ぎ、待つこと3minute。
それは玉子やガーリック及び赤ピーマンがフタをするかのごとく、ビューティに出来あがった。
ツルツル感とコシを両立した秀逸な丸麺は、ツルシコと、私の咽頭を心地よく通過する。
このへんは、さすがに、日本製である。
凛々しいコンソメ系スープに、ガーリックの風味が追い打ちをかけ、溶き卵がふわっとそれをなだめる。
芯の強さと優しさが同居した、素晴らしいお味のダブルファンタジー。
税込178円という大枚を支払った価値のある、ブリリアントなランチでありました。
先日の日曜。
妻の発案により、「ロイズ ローズガーデン」に行ってきた。
ここは入場無料の、穴場的観光スポットなのだ。
ピンク・白・赤・黄・紫・・・種々のカラーのバラが咲きほこる今は、まさに見頃!
そして、会場内にある、銀色の不思議なバス。
これは、ロイズの「ソフトクリーム販売車」なのだ。
我々夫妻は、ともに「ローズ」を、お買い上げ。
ほんのりとバラのかほりがする、ピュアでスッキリとしたミルク味。
ココに来たならば、これは必食でありましょう。
加えて、ソフト1つご注文につき、タオルが1つ付いてくるのです
これで300円とは、実にCP高し
それにしても、これだけのバラを集めて管理する上に、それをタダで観覧させてくれる「ROYCE’」という企業は、実に太っ腹だ。
本当に、ありがたや、ありがたや。
この会場に咲いているのは、バラだけではない。
なにか小人とというかピノキオのようなカタチの、愛らしい花や・・・
髭のようにびよよ~んと伸びた雄蕊の、お花
それにしても、一口に「薔薇」というが、じつに様々な品種があるということに、あらためて気づく。
この「ハマナス」も、バラの仲間である。
ああ、この薔薇より美しい女性が実在とするならば、いつか、お茶を一緒に飲んでみたいものだ。
「キレイな薔薇にはトゲがある」というのも、動かしがたい事実なのではあるが・・・
銀婚記念ツアーも、とうとう最終日。
基本的に早起きな私は、この日も6時過ぎに起床。
朝食バイキング会場の「ポルトアズーロ」へ向ったのは、7時03分のことだった。
7時14分に、朝食開始。
大皿に盛ったのは、「グルクンとアーサーの天ぷら」「紅芋サラダ」「島豆腐ちゃんぷるー」「青パパイヤ」「三枚肉の生姜焼き」等。
サイドディッシュは「もずく酢」「ソデイカのセロリ和え」「ねばねば野菜」「じーまみー豆腐」「温泉卵」の5品である。
そして主食は、「チキンカレー」。
ゴロンとした具材はもとより、バーモントカレーを思わせる素朴でピュアな旨さに、大満足!
総じて、このホテル・イーストチャイナシーの朝食バイキングは、地元食材満載でとても素晴らしく、花マルを捧げたい
そして、我々夫妻は、7時52分にチェック・アウト。
レンタカー・フィットのラゲッジにスーツケース2個を詰め込み、石垣島観光最終日のドライブに出たのだった。
9時21分に、「米原のヤエヤマヤシ群落」に到着。
その、原生林というか、密林的雰囲気!
そして、久々に発見した、セミの抜け殻。
ところが、その直後。
スコールの様な大雨が降ってきて、我々夫妻は、大いに驚愕した。
それは、ものの数分で止んだのだが、この熱帯雨林的気候に翻弄され、そそくさと次の目的地に向かうことにしたのだった。
「石垣島鍾乳洞」に到着したのは、9時53分。
パイナップルやらマンゴーが普通に植えられているのに、異国情緒を感じる。
その門をくぐり潜入したのは、10時04分。
入口直後に展示されていたのは、「ヤシガニ」。
ある信頼できる筋からの情報によると、このヤシガニは、喰っても、ウマいらしい。
今回の旅では、スケジュールの都合上、残念ながらそれにありつくことは出来なかったのだが、次回ココに来た時の課題にしたいと思う。
そして、極めて大柄な白い蝶の「オオゴマダラ」に、かつて昆虫採集好き少年だった私のハートは、赤道小町になる。
そして、大自然と歴史が織りなす、アートの数々!
鍾乳洞を発見した人は偉いと思うとともに、なぜココは空洞なのに岩盤崩れが起きないのか、不思議なピーチパイだ。
「シャコ貝の化石」に加え・・・
眼目は、「鍾乳石トトロ」!
加えて、この鍾乳洞内はひんやりと涼しく、避暑にも最適だ。
今回の旅にアクセントを刻む、きわめてインプレッシヴな観光スポットであった。
続いて、11時02分に立ち寄ったのが、「ホテルANAインターコンチネンタル 石垣リゾート」。
このホテル敷地の「マエサトビーチ」は、宿泊客専用のいわば「プライベートビーチ」なのだが、一般観光客にも開放してくれているのだ。
ただし。
「宿泊客が無料で借りることのできるビーチパラソル」は、ビジターの場合は1時間2,000円となる。
まあ、しょうがないな~といいながらも、それを借りることにした。
そこに浮かぶ「子供用のチューブ型遊具」が、リゾートっぽさを演出する。
海の色は、ひたすらに、クリア!
防潮堤の裏を覗いてみると・・・
そこもまた、ひたすらに透明な、海!
石をひっくり返してみると、そこには宇宙人的態様の、ヒトデさんがうねうねと踊っていた。
化石化したサンゴたちが、これまた目新しい。
そこを出て、レンタカーで徘徊し、ランチのお店を探していると・・・
日本最南端の回転寿司屋さん「鮨人(スシンチュ)」なるお店を発見!
そこでお昼とすることにし、12時07分に入店した。
注文方法は、いまや回転寿司店においてトレンドとなりつつある、タッチパネル式である。
注文すると、その品が、シュパッ!とハイスピードでやってきて、ピタッ!と止まる。
全てが「わさび抜き」というのは、実情としてはコストダウンの一環なのかもしれない。
とはいえ、お好みでわさびの量をコントロールできるというのは、ひるがえって美点である。
さて、何を注文しようか・・・と思案していたところ。
目前に「中トロ」と「本まぐろ3食盛り」が流れてきたので、思わずGET。
ここで私が驚いたのは、その、旨さである。
北海道の回転寿司で喰うマグロよりも、沖縄で喰うそれの方が、新鮮かつ脂分繊細で、確実に旨い!
道産子の私は、「海の幸といえば北海道」と思い込んでいたのだが、この「鮨人(スシンチュ)」で提供していたマグロは、私が過去に回転寿司で食したそれのうちで、迷わずベストといえる素晴らしさであった。
そして、ここからは、「沖縄ならではのネタ」を試すことに。
「海ぶどう軍艦」は、海藻なのに、とびっこのごとく、お口のなかで、ぷちっと弾ける。
「イラブチャー」は、ひらめの如し!
「ミーバイ」はカレイの如し!
そして「赤マチ」は、鯛の如し!
一方、基本コンサヴァティヴな妻は・・・
「活き締めあわび」や、「島野菜天ぷら盛り」に舌鼓を打っていた。
総じて、「石垣島で回転寿司」は、我ながらイイ思いつきだったと、地道に思う。
素晴らしい昼食の後。
帰りの飛行機までやや時間があったので、ふたたび「玉取崎」に行ってみることに。
そこに着いたのは、13時30分。
妻は自称「晴女」なのだが、この3泊4日の滞在中は、ほとんどが好天に恵まれた。
天候というのは、旅の印象において大きな役割を果たす要素なのだと、ココロから思う。
この日も暑かったので、そこにある「タマトゥリー商店」で、涼をとることに。
妻は「濃厚完熟パイン&シークヮーサー」を。
私は「濃厚完熟パイナップル」を、いただいた。
スッキリとした甘さと酸味。
濃厚なのに、キレがある。
灼熱の気候が、冷え冷えのこのジュースの爽快さを際立たせる。
1杯500円の価値ある、まさにフレッシュなジュースでありました
そして14時18分に、レンタカーのフィットを返却。
4日間で走破した距離は256.0kmで、燃費計数値は16.5km/L。
このフィットというクルマ。
ステアリングは適度にシャープで、スペースユーティリティはきわめて秀逸。
その脚は、段差を乗り越える時に「ガツン!」とやや下品な振る舞いをしたことはあったものの、舗装路を走らせている限りは実に快適で、運転していて愉しかった。
ステアリングが革巻きでなかったのは残念ではあるが、基本的に、クルマ好きの琴線に響く、良いクルマであった。
特筆すべきは、大ぶりで、しっかりと造られたシート!
この4日間で、運転中に疲れを感じることが無かったのは、このシートの良さに負うところも多いと思われる。
「タッチパネル式の空調」だけは、やや残念な点ではあるが・・・
まあ、雨もほとんど降らなかったし、今回の道中ではほぼ「AUTO」モードで、空調パネルを触ることは、ほとんど無かった。
クルマ返却前に満タンにしたところ、給油量は17.54L。
満タン法燃費は256.0km÷17.54L≒14.6km/L。
燃費計との乖離1.9km/Lはやや気になるものの、充分な好燃費だと思う。
石垣空港に着いたのは、14時35分。
そこから15時30分発の便で羽田に向かう予定だったのだが・・・
「乗っていない乗客がいる」等のトラブルがあったらしく、定刻を過ぎても、離陸しない。
羽田に着いたのは18時45分。
乗換便は18時50分発で、もう一刻の猶予も許されない状況!
ANAは、臨時バスを用意して、乗り継ぎ便の場所まで送ってくれた。
羽田空港は、私が想像していたよりも、はるかに広かったのだ。
18時50分発札幌行きの搭乗口に辿りついたのは、18時53分。
18時59分に、航空機に乗り込むことができた。
いやあ、スリリングだったなぁ・・・
そして19時24分に、離陸開始。
ようやくにして、19時35分に、羽田を見下ろす状況となった。
20時05分。
機内の車内販売にて「サッポロクラシック」を購入し、焦るココロをクールダウン。
新千歳空港で荷物を受け取ることができたのは、21時06分のことだった。
それからJRに乗り、自宅へと向かう。
最後の最後が結構スリリングだったが、総じて、「時間がスロウに流れる、とても良い旅」であった
6時12分。
石垣島滞在3日目の、夜が明けた。
この日も好天に恵まれ、眩しいほどの青い空と青い海である
この日の朝は、ホテルにほど近い「ブルーカフェ石垣島」にてブレックファストとすることに。
我々夫妻は、迷わず「モーニングセット」を、チョイス。
このセットでは「200円以下のパンを1つ選ぶ」のが基本。
だが、食いしん坊の私は、プラスして「250円のチョリソードッグ」も、お皿に載せる。
朝から満腹度ほぼ100%の、幸福な一日のスタートだ。
そして8時09分。
これまたホテルから徒歩圏内の「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」に、我々夫妻は居た。
目的は、武富島観光。
「水牛車コース」に「サイクリング」をプラスした、「おひとりさまあたり計3200円のオプショナル・ツアー」のスタートである。
港には、地元の勇士「具志堅用高」氏の雄々しい銅像が!
我々夫妻が乗り込んだフェリーは、8時30分発の「うみかじ2」。
8時45分。それは順調に、竹富島に到着した。
フェリーを下りると、拠点までの送迎バスが来ていたので、首尾よくそれに乗り込む。
そして、9時。
水牛車観光のスタートである。
竹富島内の道路は実に狭隘で、自動車を走らせるのはほぼ無理である。
なので、この島においては、この水牛車か自転車での観光となりましょう。
そして、この水牛君。かなり、賢い。
ロングホイールベースの水牛車を、内輪差を計算しつつ、狭いコーナーを接触することなく、無難にクリアする。
しかも、ガイド氏の命令通りに、放尿&排泄もこなすではありませんか
ガイド氏の奏でる三線が、これまた沖縄情緒を加速させる
この暑さの中、水牛君も、お疲れの表情である。
ごくろうさん。そして、ありがとう
また、水牛さんたちにも、複雑な水牛関係があるようだ。
私の人間関係よりも、ずっと複雑かも
水牛車観光を終えた後は、レンタサイクルにて、島内サイクリングである。
9時44分に、いざ出発
9時58分。
まずは、夕陽がキレイに見えるという、「西桟橋」。
10時11分には、「コンドイビーチ」に到着。
その透明な海水は、どこからが砂浜で、どこから潮になるのか分からないほどの、クリアさである。
ここは、トイレ&シャワーありの、海水浴場なのだ。
ああ、札幌近郊にも、こんな海水浴場があれば、私も泳ぐ練習をするのだが・・・
「カイジ浜」に着いたのは、10時30分。
ここは、砂浜というよりは、砂利浜である。
とはいえ、海水の透明度と、ベージュの小石たちが織りなす色彩は、あまりにも美しい。
別名は「星砂浜」。根気よく探せば「星の砂」を拾えるらしいのだが・・・
我々夫妻がそれを見つけることは、残念ながら、出来なかった。無念。
その後は、住宅街を散策。
フツーにバナナが生えているのが、なんとも、素晴らしい
そして10時59分。
赤山さんが個人で運営しているという「あかやま展望台」に登ることに。
そこから見た眺め。
煉瓦の赤と、木々の緑と、空の青と、雲の白。
それぞれのコントラストが、6月末にして、真夏を感じさせる。
今回借りた自転車は、電動アシスト付だった。
竹富島内は、緩いが、アップダウンが結構ある。
しかも、すでに、とても暑い。
なので、私の様な虚弱者や女性がここでサイクリングをするのなら、「電動アシストはマスト」と、言えましょう。
ヤエヤマヤシに、水牛。
異国情緒あふれる風景は、ここが日本であることを忘れそうになってしまうほどだ。
そして11時20分。
自転車を漕いでカロリーを消費したので、ちょっと早めのランチとすることに。
「お食事処 かにふ」に、我々夫妻は入店した。
どうやら、このお店のオススメは「カレーライス系」のようである。
なので私は、おそらく札幌で食すことは出来ないだろうと思われる、「島野菜カレー」をチョイス。
ちなみに妻は、「竹富島産車海老のエビフライ」を、ご注文。
11時29分。まずは、妻オーダーの「エビフライ」が。
ほぼ同時に、私オーダーの「島野菜カレー」が、相次いで運ばれてきたのだった。
鮮やかなシグナル・カラーの島野菜素揚げ!
これらを全てルーに投入し、カレー味をしっかりつけていただくのが、私の作法。
そのルーは、まろやか系の甘口ながらも、粒子の細かい辛さが後追いするようにお口に拡がり、きわめてデリーシャス!
野菜たち自体の甘みも秀逸なのだが、その中でゴーヤのみはしっかりとした苦さで、この作品のアクセントとなる。
11時41分。
我々夫妻は、支払った対価以上の満足感を胸と胃袋に抱き、このお店をあとにした。
12時13分に、自転車を返却。
実に愉しい「竹富島サイクリング」でありました
ハイビスカスに、ヤエヤマヤシ。
ひたすら青い空に、南国気分は最高潮である
帰りのフェリーの送迎バスに乗ったのは、12時26分のことだった。
あの「青い池」を連想させる、港の海の色!
そして、12時45分発の「サザンクロス5号」に乗船し、竹富島を出発。
13時過ぎに、石垣島に戻ってきた。
下船するときにいただいたお土産が、拾えなかった「星の砂」。
心憎いサービスに、涙がちょちょぎれる
極めて愉快だった、竹富島観光。
石垣島からフェリーで15分くらいの近距離なので、石垣島に来たならば、ぜひ検討すべき観光スポットと言えましょう。
そして13時47分。
ホテル「イーストチャイナシー」に戻り、3Fのレストラン「ポルトアズーロ」へ。
マンゴージュースで、火照った肌とハートを、クールダウン。
レンタカーのホンダ・フィットを駆り、次なる目的地に向かったのは、14時02分のことである。
それは、「玉取崎展望台」。
そこに着いたのは14時50分だった。
その、微妙に変化する海のグラデーションは、本当に美しかった。
これは、世界遺産レベルだと、私個人は認定する。
やはり、旅先で、車載ナビは、便利だ。
次なる目的地は カフェ&レストラン「PUFFPUFF(プカプカ)」。
15時47分に、そこに到着。
私の狙い目は、インスタ映えすること請け合いの、「トロピカルパフェ」である。
しかしながら。私の写真の腕が悪いのか、スマホカメラの性能が悪いのか、その写真の出来は、イマイチ納得のいかないモノになってしまった。
それに加え。ここで私は妻に、「またブログの読者の女の子にウケようと思って、ふだん食べないものを注文して、バカじゃないの!」と、たしなめられてしまったのである
まあ、それはそれとして。
素晴らしいオーシャンビューの、このお店。
恋人たちが愛と平和を語るのに、もってこいの素敵なカフェであった。
そして17時53分。
ホテルに戻った我々夫妻は、そこから徒歩圏内の「マグロ専門居酒屋ひとし」でディナーとした。
ココも、妻の事前リサーチによる、チョイスである。
まずは、「オリオン生ビール」で、かんぱ~い
なんてったってココは、「マグロ専門居酒屋」なのだから、「マグロ寿司(セット)」を注文しないワケには、いきますまい。
繊細な脂分が口中で拡散し、とろけるような旨みに、私は身悶えした。
続きましては、「石垣牛寿司」の、タレ&塩のコラボレーション
「居酒屋ひとしの手造りジーマミ豆腐」は、あまじょっぱい「あん」が、ぷるんと口中に幸せを運ぶ。
加えて、骨までカラッと上がって全てをバリバリ食せる、「グルクン(タカサゴ)の唐揚げ」!
この「やきとり」も、大ぶりで、「三笠の道の駅のやきとり」に匹敵する旨さ!
さらには、「クリームチーズとアボカドのわさび醤油」。
コンフィ風の、「砂肝にんにく鉄板焼き」。
まるでハンバーグのような、「軟骨つくね」。
これらの豪華絢爛な料理達を肴に、生ビールは、グイグイ進む。
19時04分に、幸せなフードバトルの、お会計。
確かな満足と満腹を抱いて、我々夫妻はこのお店を後にした。
ホテルの部屋に戻ったのは19時23分だったが、まだこのような明るさ。
札幌とは、1時間くらいの時差があるように、私には思えた。
19時25分に、落陽。
19時57分。
ホテルの部屋からフェリーターミナルを望むと、まるでここが「モナコ」であるかのような、錯覚にとらわれる。
20時11分には、このような美しい夜景が
ホテル・イーストチャイナシーに宿泊して、本当に、良かった。
今回の旅をプロデュースしてくれた妻に、心から感謝する
今回の石垣島ツアーで、私が最も楽しみにしていた施設。
それが、「具志堅用高記念館」である。
15時47分に、そこに到着。
入館料は大人400円と、きわめてリーズナブル。
加えて、館内は写真撮影OKとのことだったので、遠慮なく撮らせていただいた
具志堅氏は、今でこそ、その特異なキャラクターで、お笑い番組に引っ張りだこ。
だが、昭和50年代には13回連続の防衛を果たした、偉大なジュニアフライ級チャンピオンだったのだ。
リアルタイムで、氏の活躍を観ていた私は、幸せ者かもしれない。
その、勇姿の数々!
身長:162cm 体重:52kg の小さな体躯から繰り出すパンチは、強烈だったのだ。
そこに置かれた、リングとサンドバッグ。
奥のモニターには、当時の名勝負のVTRが映し出されている。
氏の栄光を讃える、様々なキャッチコピー&新聞報道の数々。
石垣市長からの表彰状を皮切りに・・・
沖縄県知事、そして、「内閣総理大臣 大平正芳」氏からも、賞状が!
世界王座防衛13度は、今もって、日本人男子世界王者の最多記録である。
まさに、「100年に一人のビッグ・マン」。
場内では、極めて魅惑的な「具志堅グッズ」も、数々販売されている。
そして、意外にも真面目な、氏よりのメッセージ。
「カンムリワシ」との異名を取った、氏の功績は、私の想像以上に偉大なものであった。
この「具志堅用高記念館」。石垣島に来たなら、訪れるべきスポットでありましょう。
ホテルに戻ってレンタカーを置き。
我々夫妻は、徒歩で近くの商店街散策に、繰り出した。
17時30分に、「塩の専門店 塩屋」なるお店を発見したので、立ち寄ってみる。
暑かったので、思わず、「雪塩ソフトクリーム」を、購入。
「ソフトクリームに塩」は、「スイカに塩」の如く、良く似合う。
今後、自宅でも試してみたい。
そして18時55分。
これまたホテルから徒歩圏内のお店で、ディナー。
妻があらかじめリサーチし、予約を入れておいてくれたのだ。
そのネーミングは、「南風」と書いて、「ぱいかじ」と読むのです。
19時09分。「石垣島の地ビール」は、乾いたカラダに潤いと活力を与えてくれる。
粒立ち細かい苦みと甘みで、ノド越し爽快であった。
お通しは、ゴーヤと鶏の和え物。
ゴーヤの苦みが、ぷりっとした鶏肉の甘みを、じんわりと引き立たせる。
私チョイスの「ミミガー和え物」は、19時15分に供された。
ゴマの風味と、コリッとしたミミガーの食感が、ベストマッチ!
19時16分に登場の「イカスミチャーハン」は、夫妻で分け合う。
シーフード系の濃厚なお味ながらも、パラリと旨い!
19時17分。
「カラッと揚げた島豆腐のにんにくじょうゆ」が、グイグイとビールを進ませる
19時18分に供されたのは、山盛りの「海鮮サラダ」!
野菜はシャッキリと、近海魚(種類不明)はもっちりと、爽快なウマさに、これまた大満足
テーブルに置かれたこれらメニューをおつまみ代わりに、スロウな晩酌タイムを過ごす。
ホテルに戻ったのは、20時51分。
11階の窓から美しい夜景を眺めながら、オリオン缶ビールをいただくひととき。
これまた、胃もココロも充実の、石垣島ツアー2日目でありました
6時15分。
石垣島滞在2日目の夜が明けた。
7時06分。
まずは、朝食バイキングで、腹ごしらえである。
7時13分に、1巡目のプレートにありつく。
大皿に載せたのは、「ベーコンonゆし豆腐のパンケーキ」「ソーセージ」「ラフテー」「ゴーヤチャンブルー」「クロマチのおろしあん」「ハッシュドポテト」といったラインアップ。
脇を固める別鉢も、「八重山そば」「石垣島産 冬瓜」「ナーベラのおひたし」「セーイカのセロリ和え」と、バラエティに富んでいる。
そして、7時28分。
2順目は洋食系で固めた。
「クロワッサン」「チョコデニッシュ」「黒糖サンターアンダギー」「マチェドニア」に加え、「パイナップルwithまあじゅんチーズ工房のヨーグルト」!
おおよそ30分間の、満足いく朝食バイキングでありました
朝食を終えた後。
8時22分に、レンタカーのフィットに乗り込み、「石垣島ビーチめぐり」へと出発。
この時点で、車載の外気温計は、なんと37℃を指し示していた(^^;
8時46分、緑地公園駐車場に車をパーキングさせ、
そこからてちてち歩くこと、数分。
8時53分に、フサキビーチに到着した。
透明感あふれる海の水と、サンド・ベージュ!
この美しさに、ハートは洗われ、私は純粋無垢な少年のココロを取り戻した。
再びレンタカーを走らせ、「石垣 やいま村」に入村したのは、9時17分のこと。
「おーりとーり」とは石垣島の方言で、「ようこそ、いらっしゃ~い」の意味なのだそうだ。
この島の伝統的建築様式である、「瓦屋根1階建」の家屋が、立ち並ぶ。
場内に、「リスザルの森」があるのが、見逃せないチャームポイント
この、リスザル君たち。
油断すると、通行人のポケットに手を突っ込み、財布等を奪い取るというのだから、留意が必要である。
「ヤエヤマヤシ」をはじめとして・・・
異国情緒溢れるというか、まるでジャングルに来てしまったかのような、錯覚にとらわれる。
また、家屋内では、地元の大道芸人さんの、伝統音楽&一升瓶ショーが、繰り広げられていた。
右のオバサンが頭に乗せた一升瓶は、どんなに激しく動いても、絶対に頭から落ちない!
その卓越したバランス感覚に、我々夫妻は驚愕したのであった。
実に愉しかった。
夫婦そろって、大満足である
「やいま村」を出たのは、10時23分。
「沖縄伝統の味 さんぴん茶」でノドを潤しつつ、次の目的地へと向かう。
そして10時56分に、「石垣御神埼灯台」に到着。
ココからの眺めは、北海道でいえば積丹というか、それを上回るスケールの荘厳さ&美しさ!
透明すぎる海水は、海底の地肌を露わにし、絶妙なグラデーションを描く。
そして、川平湾に着いたのは、11時36分だった。
ココでの主目的は、「グラスボート」。
11時52分に、それに乗船した。
海の色は、まさに「マリナ―ブルー」
お魚たちの遊泳や、珊瑚礁を眺めつつ、グラスボートは、沖へと向かう。
そしてなんと、ウミガメさんと、感動の出逢い
律儀なウミガメさんは、わざわざ海面まで上がってきて、我々夫妻に「歓迎のあいさつ」をしてくれたのだった。
12時18分。
グラスボートから降りた私は、興奮と外気温の熱さで火照っていたため、「島バナナ生ジュース」で、クールダウンを試みる。
乾いたノドを潤すのに夢中で、その「新鮮で甘さが尾を引かない極上なジュース」の写真を、私は撮り忘れてしまった。
つくづく、無念である
そして、お昼時でもあったことから、そこにある「R's Cafe」にて、ランチとすることに。
12時39分に、そこに潜入。
我々夫妻は、ご当地メニューの「八重山そば」を、ご注文。
オーシャンビューというか、ビーチビュー席に陣取り、待つこと9分。
それは目前に、供された。
卓上に置かれた薬味は「島とうがらし」&「ピパーチ」。
これらは共に、「かりゆし 代表者 島尻えつ子」氏の手によるモノであった。
この手のモノは、何も考えずに、ドバッ!とぶっかけるのが、私のたしなみである。
その麺の食感は、ラーメンとうどんが結婚して産まれたような「しなやかさともっちり感」を併せ持ち、歯応えしっかり。
豚・鰹・昆布等からダシを取ったというスープは、スッキリ旨いあっさり系。
そこに島とうがらしとピパーチが、やんちゃな辛さでメリハリを加える。
トッピングの豚角煮&八重山かまぼこは、力強い存在感で、君臨!
「八重山そば」は、石垣島に行ったなら必食の、ご当地グルメといえましょう
至極満足のランチのあと。
「底地海水浴場」に到着したのは、13時39分だった。
浅瀬の透明な海に、ココロが洗浄されるのを、リアルタイムで感じるひととき。
ココには、狡猾なカラスが縄張りを張っているらしいので、留意が必要なようだ。
また、沖縄の海と言えば、やはりクラゲには要注意である。
「ハブクラゲ」に刺された場合は「酢をかける」のが有効なようだが、「カツオノエボシ」の場合は逆効果な模様。
そもそも、刺されたクラゲの種類を、冷静に判断できるスキルが自分にあるのだろうか!?
なので、チキンハートな私は、今回、海には入りませんでした。どうせカナヅチだし・・・(^^;
そして14時29分。
「米原海岸」に到着。
ここは珊瑚礁の群生地らしい。
それでいて、ほとんど海水浴場と化しているのが、不思議といえば不思議である。
それにしても、6月下旬から海水浴が出来るとは・・・!
我々道産子では、まず、あり得ない感覚である。
日本は、世界の目から見ると小さな島国なのかもしれないが、そこに住んでいる自分の感覚では、「日本はじつに広い」としか、言いようがない。
ここのビーチも、キレイだったなぁ・・・!
とにかく。クルマで数分走れば、次々と違うビーチが出現するというのも、道産子の私には新鮮な驚きであった。
石垣島、凄い
レンタカーのフィットを走らせ、次に訪れたのは、「バンナ公園」。
15時03分に、そこに到着。
そこにある「エメラルドの海を見る展望台」が、我々夫妻のターゲットだったのだ。
東西南北、違う景色が望める、この展望台。
ひょっとしたら夜景もキレイに見えるかもしれないのだが、やはり白昼にきて、美しい海の青と樹木の緑を愉しむのが、王道と思われる。
燃えるように紅い、ハイビスカスの花。
15時09分にこの公園を後にし、我々夫妻は・・・というか私的に、今回最大の目的地に向かったのであった。次回につづく。
6月下旬。
早めの夏休みをいただいた我々夫妻は、妻プロデュースによる「石垣島への旅」へと、出発した。
早いもので、結婚して25年になるため、いわゆるひとつの「銀婚式ツアー」なのだ。
7時40分。
新千歳空港にて購入の「北海道産豚のひれかつサンド」にて、まずは腹ごしらえ。
むにゅりと肉厚なカツで、旅立ちへの活力をエネチャージ。
そして、我々夫妻は、機上の人となった。
10時22分に、中継地点の中部国際空港に到着。
ここで、名古屋名物「天むす」と「世界の山ちゃん 手羽先」を購入し、早めの昼食。
どちらも満足いくテイストで、この空の旅を内面から充実させてくれた。
そして14時半過ぎ。
機体は無事、石垣空港へと到着した。
石垣島巡りのパートナーは、レンタカーの「ホンダ・フィット」。
このクルマはスーツケース2個を難なく呑み込み、宿泊先ホテルへと、ナビを頼りに、向かう。
ホテル「イーストチャイナシー」に着いたのは、15時42分のことだった。
ココが、「3泊4日石垣ツアー」の、拠点となるのである。
まずはウエルカムドリンクのマンゴージュースで、ノドを潤す。
このホテルは、全ての部屋が、オーシャン・ビュー。
天候にも恵まれ、宿泊した11階からの眺めは、ご覧のとおりの素晴らしさ!
やはり、石垣島に来たからには、「石垣牛」を喰わないワケには、いきますまい。
16時11分に、ホテルから徒歩圏内の「鉄板焼きステーキIshida石垣店」へと潜入し、早めの夕食とすることに。
石垣島に来たからには、ビールのチョイスは、もちろん「オリオン」。
ステーキは、「石垣コース ロース 130g」を、弱気ながらも大胆に、オーダー。
我々夫妻は、焼台付きカウンターに、着席。
16時16分。まずはタレ&ビールが、供された。
タレは、奥が醤油で、手前がポン酢である。
16時19分。
見た目も華やかでアートな「前菜盛合せ」が、うやうやしく、登場。
そこに「ローストビーフ」がさりげなく佇んでいるのが、見逃せないチャームポイント。
美術絵画のような「枝豆スープ」が運ばれてきたのは、16時27分。
16時29分に目前に置かれた「オリジナル彩サラダ」は、宝石の如き美しさ!
主役は、もちろん、「石垣牛ロース」。
その、目に鮮やかな紅白の、霜降り肉
まさに、ココロは、血沸き肉躍る(ヨダレ)
目前でシェフ氏が調理してくれるのが、プレミアム感をさらに引き立たせる。
そしていよいよ、主役の石垣牛ロースとの、闘いのゴングが鳴った。
シェフ氏のオススメの食し方は、「醤油+辛子」とのこと。
なので、その組み合わせで、いただいた。
口中で脂分がふわっととろけて拡散し、その贅沢感に身悶えする。
焼き野菜も、ご覧のとおり、充実のラインナップ。
特にインプレッシヴだったのは、ぷりっと肉厚な、このソラマメ!
そして、大切に慈しみながら味わう、この石垣牛ロース。
のっけから、この石垣島ツアーが好スタートを切ったことに、涙腺が緩む。
オプションとしてオーダーしたのは、シェフ氏が目前で仕上げてくれる、ガーリックライス。
焦げ目もイイあんばいで、これはまさにプレミアムチャーハンディナー!
さらには、牛脂と豆苗を併せた、「香の物」。
そして17時17分。
仕上げは、食後のアイスコーヒー。
そして、プリン&フルーツのデザート!
1時間強の、幸せな、フードバトル。
「おひとりさまあたり約1万2千円」の豪華ディナーは、生涯初だったかもしれない。
しかしながら、支払った対価相応の贅沢感&充実感を、胸と胃袋にしっかと抱いた、我々夫妻なのであった。
満腹後の腹ごなしアトラクションは、宮良川から宮良湾へと川下りする、「カヌーらぐ~ん」。
妻の事前予約により、ホテルまで送迎車が来てくれて、18時54分に会場に到着した。
この点が、呑兵衛の我々夫妻にとって、見逃せないチャームポイントなのだ。
19時05分に、離岸。
さすがに石垣島は、ほぼ日本の最西端だけあって、日没が遅い!
19時14分の時点で、この明るさなのだ。
そして19時19分に、落陽。
20時11分には、満天の星空が!
野生のコウモリが飛び交うその風景は、ココが日本とは思えない、異国情緒溢れるものである。
このあたりには、「台風で飛ばされてやって来て定着したクジャク」も居るらしいのだが、日没後だったので、残念ながらそれとは逢うことができなかった。
月明かりが太陽のように眩しい、月夜のカヌー体験。
私は、カヌーを漕ぐ際に、力の入れどころというか、抜きどころがヘタだったのか・・・
終盤、激しい腰痛&筋肉痛に襲われ、この辺から先は全て妻に漕いでもらったのだった(情けなや・・・)
着岸してカヌーから降りる際も、まさにヘロヘロで、他の観光客女性から「大丈夫ですか」と心配される始末(^^;
とはいえ、このカヌー川下りは、得難い貴重な体験であった
そして22時。
ホテルの部屋にて、晩酌である。
冷蔵庫には、あらかじめコンビニで購入した「オリオンビール各種」を、冷やしておいたのだ。
甘口だがスキッとしている、オリオン・ドラフト。
この蒸し暑い南国の気候に、じつによく似合う。
ホテル11階の部屋から眺める夜景が、また格別!
胃も心も充実の、石垣島ツアー初日でありました
旨そうに焼きあがった、甘塩鮭切身。
オーソドックスに、このままおかずとして喰っても、間違いなくウマいのだが・・・
なんか、ちょこっとイジってみたくなるのが、男の好奇心である。
なので、それをほぐし・・・
ごはんにのせて、バターをトッピング。
みんな大好きな「海苔醤油バターごはん」にインスパイアされた一品が、この「鮭バターごはん」である。
しっかりとかき混ぜて、いざ実食。
バターのつやが光るごはんに、甘塩鮭のしょっぱさがハイブリッドし、予想通りの、えも言われぬウマさ!
今宵も、自己満足溢れる、素晴らしいディナーでありました
先日【道の駅 石狩 「あいろーど厚田」】にて購入した、「石狩モリモリジンギスカン にんにく塩味」を、食した。
製造者は、石狩市の企業である「大地ミート(株)」。
賞味期限は本年9月まであったのだが、どーしても喰いたくなってしまったのだ。
熱したフライパンで、タマネギとともに炒めて、「ジンギスカン丼」として、いただくことに。
しなやかな噛みごたえの羊肉に、まろやかな塩味と、ニンニク&黒胡椒が、抑制を効かせながらフュージョン!
その量は、成人男性1名が食すのに、ほぼ適量であると思われる。
まあ、200gで税込500円というそのお値段は、いまや伝説となってしまった「清水ジンギスカン」が1kg1,600円で購入できたことを鑑みると、ややCPには劣る。
とはいえ、そのお味自体は、なかなかエクセレント!
これが、せめて1kg2,000円で購入出来れば完全無欠だと、私は、小さく、願う。
私個人は、血糖値がそれほど高いワケではない。
だが、今回妻の進言により、アサヒの新ジャンル「贅沢ZERO」を、ケースで購入した。
これはいわゆるひとつの「第三のビール」で、「リキュール(発泡性)①」に分類される。
アルコール度数は6%と、ちょっと高め。
さて、そのお味だが、なにかマスカット系の爽やかさで、スッキリとウマい。
リキュール系にありがちな、「後味の妙な甘さ」がそれほど無く、決して、これは悪くない。
まあ、その後に「アクアブルー」を飲んだら、やっぱそっちの方がキリッと爽快だったのは事実ではある。
だが、今後糖尿病発症予防のために、これに切り替えてもいいかもしれないと、こう見えても「健康寿命を気にする私」は、思ったりしたのだった