博多を出たのが16時過ぎ、20時45分ごろ帰宅した。一行の一部と一緒に帰ってきたので、時間が瞬く間に過ぎていった。
帰宅して家人の作ったキーマカレーとチャパティ、タンドリチキンで夕食。
昨年10月16日にオープンした「九州国立博物館」に行ってきた。
唐戸市場を出て、中国自動車道・九州自動車道を通って大宰府インターを経由して、向かう。途中、水城と大宰府政庁を見学。
九州国立博物館では一行のK先生のご紹介で館の方のご案内をいただき、突然ながら、バックヤードも見学させていただいた。あいにく特別展示は新規の準備中で見ることができなかったが、常設展を見ることができた。
気になった点をいくつかあげておく。それは、動線がわかりにくいことだ。コンセプトでは、常設展示場中央まで観覧者が進み、見まわして関心に沿って自らの動線を見出していくというものだが(この説明は、私の言いなおしで、担当者の説明そのものではない)、多くの観覧者は、左回りにまわることが多いそうだ。しかし、展示は、時系列としては(展示の番号もそのように)、右回りに構成されている。一緒にまわった友人と話をしたのだが、横書きの解説があれば、文字の流れに従って右にまわることになるので、あえて、左に回すためには大いに工夫が必要。
また、中央の展示空間の周りには10の小部屋がテーマを持って付置されている。これらは、小テーマで完結しているのだが、これも、動線がわかりにくい。右回りなのか左回りなのか、見たところ混在しているような。
おそらく、そんなことを気にしないで自らの動線を発見して行けばいいというのだろうが、はたしてどうか。また、展示照明が暗く、説明が読みにくい。美術館のようなしつらえになっていて照明が抑え目である。博物館ではどうか。
太宰府天満宮に抜けるトンネル施設やレストランは悪くない。また、一階のミュージアムショップなどの施設も悪くない。
九州国立博物館:http://www.kyuhaku.com/pr/
ホテルをチェックアウトして、まずは、唐戸市場へ。予備知識がなかったので、海産物が並ぶマーケットと思い込んでいたのだが、いわば、これは、レストランコンプレックスのようなものだ。寿司や焼き物など沢山の食品がディスプレイされており、客は選んで発泡スチロールの皿にのせてもらって、通路に置かれたテーブルと椅子を使ってこれを堪能するというしかけだ。
失敗だったのは、ホテルで朝食を取ってしまったことだ。とはいえ、ビールを飲みたくなるような品揃えなので、朝食向きでないものが唐戸市場に並んでいるのだが。
仲間の一人が二階にあがって、食堂街があるのを見つけたようだ。食事を取るのは二階、つまみ食いするなら、一階と言うところか。
市場から水族館にかけてプロムナードが続いており、対岸の門司レトロと言う施設との間で渡船もあって、水族館も含め、海峡を挟んで一日を過ごすと言うのもなかなかいいと思う。
唐戸市場:http://www.axis.or.jp/~karato-grk/