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麻婆豆腐

麻婆豆腐(白ネギ縦に四分して、ざく切り。青みの部分を細かく小口切りしておく。椎茸を細かく切っておく。中華鍋にごま油、ショウガとニンニクみじん切りを入れて炒める。豚ミンチを加えて炒める。白ネギ、椎茸を加えて炒める。豆腐をほぐしながら炒める。あらかじめ用意していた、紹興酒、豆板醤、甜麺醤、ショッツル、濃い口醤油をくわえいためる。仕上げに溶き片栗粉でとろみをつける。おろした花椒をちらす。ごま油をまわしかける。小松菜とルッコラ茹でて細かく切って添える。下のレンコンの炊き込みご飯とともに食する)
レンコンの炊き込みご飯(レンコンを一口に切っておく。通常の水量で内量として日本酒、薄口醤油を少々。出汁昆布とともに炊飯する)

2009-02-19 22:09:46 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『プラネテス』

幸村誠、2001、『プラネテス』(1~4)、講談社(モーニングKC)

先日、2月10日に起きた最初の人工衛星同士の衝突、これで一気にスペースデブリがその数を増やす。大気圏に落下して来るかも。そして、大型のものは燃え残りが地上にまで落下するのかも。

asahi.com:米ロの衛星同士が衝突 初の「宇宙交通事故」か:http://www.asahi.com/international/update/0212/TKY200902120072.html
asahi.com:衛星衝突で「宇宙ごみ落下に注意」 米連邦航空局が警告:http://www.asahi.com/science/update/0216/TKY200902160040.html
Slashdot:人工衛星衝突の残骸、大気圏突入か:http://slashdot.jp/science/09/02/18/0237223.shtml

『プラネテス』は1999年から2004年まで『モーニング』に連載され、2005年にはアニメ化された。2070年代の木星への有人探査をめぐるSFマンガ。主人公の「「ハチマキ」こと星野八郎太はスペースデブリを回収する仕事に従事しているが、木星探査チームに加わる希望を持っていた。彼自身の宇宙と人類に関係する思考と成長を描く。ストーリーの中で重要な役割りを果たすのが、スペースデブリの回収であり、そのクルーたち「フィー」「ユーリ」「タナベ」そして「ハチマキ」である。

スペースデブリは通信衛星の障害になるので回収されてしかるべきではあるものの、スペースデブリが減ることはない。まずは、衛星の寿命がきて放棄されたとしても、回収される訳ではなく、軌道を飛び続ける。また、今回の人工衛星の衝突がその典型だが、衝突により、衛星の破片が飛び散ってデブリが数を増す。同時に、宇宙もまた地上の政治経済の渦中にあるわけで、たとえば、レーガン大統領時代のいわゆるスターウォーズ計画(SDI構想)は、大陸間弾道弾を宇宙で撃墜しようとし、さらには、宇宙に迎撃衛星を設置しようとする。これらの戦略は当然、デブリをふやすことを容認しているとしかみえない。また、軌道機雷というのもありそうだ。敵の軍事衛星やミサイル近くで爆発してデブリをまき散らし、相手の機能を奪う。
本書でも、賽の河原の石積みのような無限サイクルのようなスペースデブリの回収が、華やかな木星探査のプロジェクトとともに描かれる。最初に木星に降り立った「ハチマキ」は人類へのメッセージとして「スペースデブリの回収」への復帰の宣言と「愛し合うことがやめられない」との言葉を贈る。何のための仕事だ?何のための目標だ?何のための人生だ?そうした疑問が作中に繰り返したてられて主人公たちが考えながら成長する。なかなかヒューマンなマンガなのだ。

プラネテス (1) (モーニングKC (735))
幸村 誠
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プラネテス (2) (モーニングKC (778))
幸村 誠
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2009-02-19 17:12:37 | 読書 | コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )