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South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


ユリ根と牛肉の胡椒炒め、レンコンのきんぴら

ユリ根と牛肉の胡椒炒め:ユリ根をほぐしておく。無塩バターで牛断ち落としを炒める。あらから火が通ったところで、ユリ根とぶなしめじを加えて炒め、日本酒を少々加え、蓋をして蒸し焼きにする。黒胡椒と濃口醤油をかけ回して味を整えて供する
レンコンのきんぴら:れんこんを薄切りして、鶏もも肉ミンチとともに炒め、赤唐辛子小口切り+日本酒+薄口醤油を加えて火を通す
餅菜の間引き菜のおしたし:江南の畑から来た

2018-12-18 21:32:33 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体 (ブルーバックス)』

藤岡換太郎、2018、『フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体 (ブルーバックス)』、講談社

最近、長野県や伊豆半島にいくので、ちょっと気になっている。といって、まあ、なにか大きなイベントに出あわせてしまうとしても、それは、それでしょうがないのだが。それで、本書。フォッサマグナや伊豆半島が何故できたか、教えてくれる。

フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体 (ブルーバックス)
藤岡換太郎
講談社

2018-12-18 21:26:58 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『家(チベ)の歴史を書く (単行本)』

朴沙羅、2018、『家(チベ)の歴史を書く (単行本)』、筑摩書房

韓国済州島からやってきた在日家族の家族史(生活史)。「四・三事件」や済州島のこと、知らなかった知識を埋めつつ大変興味深く読み終えることができた。

私は旧布施市(現東大阪市)の生まれで、育ったところの近所には「朝鮮人」があり、近所の友だちには「朝鮮人」の子どもたちがいて彼らと遊び、小学校の同級生にも在日の友人がいた。本書に登場する大阪の地名の多くには土地勘があり、また、年齢的にも著者のご父君の数歳下なので、同時代の感じもよく理解でき、それも本書が読みやすかった理由の一つだろう。子供の頃、かれらのことを「朝鮮人」と呼んでいたが、それは、現在の北朝鮮籍との連想とは違い、大日本帝国の旧植民地の住民の日本居住者に敗戦後一律に「朝鮮」籍が与えられ、1960年代になってから「韓国」籍との選択が認められたとのことを本書で知ることになった。「朝鮮人」と呼んでいたことや「朝鮮人」と呼んでいたことが、ある種、歴史的な用語であったことが理解できた。

本書の中にも、著者の家族たちの日本姓や日本名が何度か言及されるが、わたし自身は、子供の頃には近所の朝鮮の人たちは日本姓で呼んでいたことを思い出す。しかし、昭和30年代なかば以降、ということは、わたしの小学校高学年時代に相当するが、本姓を名乗る友人もわずかだが出始めたことも思い出した。大学時代、2年生になったとき、1年遅れて入学してきた小学校の同級生にキャンパスでばったり出会い日本姓で「やあ、O君、ひさしぶりやな」と声をかけたら、ムッとされて、「いや、Cと呼んでくれ」といわれて鼻じらんだことも思い出した。本姓復帰運動のことも、知識で知っていたのにそのようなやり取りになってしまって、当時、心が痛む思いがしたものだ。

歴史を書く、しかも、同時代の人たちの証言によって再構成するという意欲的な試みに敬意を表したい。別途、資料を用いて補足しながらも、語りを活かそうとすると、その記憶が隠されたものか、それとも、記憶から消されたものか、記憶に残らなかったものなのか、それを見出すことは困難で、単なる補足では十分ではないだろう。しかし、本書のように語りを生かして書きつつも、経験を歴史として再構成することの困難さを克服しようとする試みは、新たな方法を見出したと言えるのではないか。以前、小熊英二の『生きて帰ってきた男:ある日本兵の戦争と戦後 (岩波新書)』について書いたことがあるが、人々の「経験を聞き、意味を与え、永らえされること」、「それは、今を生きている私たちにできることであり、また私たちにしかできないことである」という小熊の言葉を再び思い出した。

家(チベ)の歴史を書く (単行本)
朴沙羅
筑摩書房

2018-12-18 15:41:58 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


12月17日(月)のつぶやき


2018-12-18 05:33:01 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )