夕方、JR岐阜駅前で仕事があって、その流れで名鉄新岐阜駅の北側の交差点を西に2ブロックほど行ったところにある居酒屋で美味しい天然鮎と焼きウニなどを肴にビールと焼酎を飲んだ。店の中は予約席であったので、空いていた歩道においてあるテーブルで、行き交う人を眺めながらああでもない、こうでもないと盛り上がった。この店と並んで、同様の業態の店がひとつとラーメン屋が軒を並べていて、岐阜もなかなか奥深いようである。
名古屋からはJRだと20分弱で行けるのだけれど、わざわざ行くかというと・・・、どうかな?しかし、一度おためしあれ。
昨晩の夕食で食べた「こち」なのだが、コメントを書いてくれた「かぼプリ」さんの指摘により、マゴチかメゴチが気になったので、ちょっと図鑑(もちろん、ネット上)で見てみた。夕べかじったあの悪相のお面からすると、どうやら昨夜の「こち」さんはマゴチであるようだ。かぼちゃんはかわいいというかもしれないが・・・。
いつも行くスーパー(中部圏にありがちな「松阪屋ストア」。当然ながら、このチェーン店がどこでも好いわけではない)の魚コーナーの奥にいる職人さんが、けっこうこだわりの人なのか、ここのコーナーは、決して高級品ばかりとは言えないけれど、結構、何かと新鮮な魚介類がおいてある。もう一軒のスーパーと使い分けている。
昨日のこのコーナーには、どういう訳か「マゴチ」が大小転がっていて、そのうちの一番大きい40センチ大のものを購入し、筒切りして煮付けに使った。内蔵は職人さんによってすでにさばかれていた。「かぼプリ」さんの住んでいるところのように魚介類がいつも新鮮な場所とちがって、とれとれとはもちろん違う。刺身にでもしたくなるような新鮮さからは半日か一日過ぎたような感じではあったが、煮付けても身にぷりぷり感があってなかなかうまかった。
マゴチ:http://www.zukan-bouz.com/kasago/koti/koti.html
メゴチ:http://www.zukan-bouz.com/kasago/koti/megoti.html
2005-06-17 06:32:20 |
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福井晴敏、2001、『トゥエルブY.O.』、講談社文庫
第44回江戸川乱歩賞受賞とか。エンターテインメントとしては、悪くないとは思うが、この作者の作品は、このあたりで打ち止めにしたい。『亡国のイージス』も買ってあるのだが、前作と本作を読んで、さらに読み進める意欲はなくなった。
Y.O.とはマッカーサーの日本人の精神年齢は12歳との発言にちなみ、「Years Old」の由である。シミュレーションとして、精神年齢12歳が現在の政治状況の中でどのような反応を示すのか、目覚めさせるためにどのような仕掛けが必要であるのか、興味がなくはないのだが、本作前作のようなアクションは現実に起こりうるのか。あまりにもリアリティから離れてしまうと興ざめである。WTCのような事実は小説よりも奇なりであるし、さらには、910がアメリカ合衆国の政権による謀略説もある中で、本作のような事件が起こらないとは確言はできないとはいえ、それでもやはり、リアリティが感じられない。
昨今のニュースでは小泉首相が相変わらずの「とぼけた」(としか思えないのだが)発言を行い、当事者能力が疑わしく思われるのだが、それでも、政権は不変のようである。このあたり、政治のメカニズムが、理解の外である。説得的論理でもなく、カリスマでもなく、そうでなければ、権力基盤はいったいどこにあるというのだろうか。
同様な意味において、本書が書かれた意図がどのあたりにあるのか。エンターテインメントは、国民のガス抜きに使われるというのが歴史が語るところである。そして、体制迎合的なサイレントマジョリティが醸成されていく、手段となるのか・・・。
20050617:書きなぐった部分若干修正。
2005-06-16 22:59:36 |
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コチの煮付け(日本酒を煮きりにし、ダシ昆布、生姜、赤唐辛子、中国醤油、濃口醤油を入れて味を調える。コチを筒切りにして落としぶた。しばらく立ったところで、豆腐を入れて、付け合わせにする。前にも書いたが、日本のたまり醤油は塩味が強く、中国醤油に濃口醤油で味を調える方がよいように思う)
ほうれん草のおしたし、鰹節。
キュウリともろみ味噌。
冷蔵庫に残った、ひじきの煮物と、肉じゃが。
池下『むかしや』
名古屋コーチンの焼き鳥をはじめとするメニュー。コーチンの刺身、焼き鳥、つくね各種を堪能した。仕上げのコーチンつくねの親子丼というのはちょっと多かったか。飽食してしまった。
ひじきの煮物(水でもどしたひじきをざるにあげ、赤唐辛子をサラダオイルで炒めて香りを出したところに、ひじきを入れて油になじませる。手羽中、ダシ昆布を入れる。日本酒適量を入れ、水を加え、濃口醤油、ナンプラーで味を調える)
肉じゃが(赤唐辛子、生姜をサラダオイルで炒めて香りを出したところで、タマネギをいれ、しんなりさせる。肉切り落としを入れる。コンニャク、ジャガイモを入れ、油になじませる。日本酒を入れ、水、濃口醤油、ナンプラーで味を調える。仕上げ近くに、ズッキーニを加える。洋風野菜だが、全く問題なく、新しい食感)
残った手羽中を塩胡椒してグリル。焼き鳥にする。
ぬき菜のおしたし
20050615:
肉じゃがにタマネギと肉を入れるのを忘れ、追加。
さごしのムニエル(さごしの切り身に塩胡椒し、イタリアンハーブミックスをかけておく。小麦粉をまぶして、はたき、温めたオリーブオイルにニンニクをつぶしたものを入れ、香りが出たところで、入れる。表裏を返しながら合間にスプーンでオイルをかけながら、なかまで火をとおす)
ズッキーニとトマトのパスタ(オリーブオイルにニンニクと赤唐辛子、ベーコンのサイの目を入れ、香りを出す。ズッキーニを好みにきって入れ、炒める。少々焦げ目が付いたところで、ホールトマト缶を入れ、観の3分の1量程度の赤ワインを注ぐ。塩胡椒、イタリアンシーズニングを入れ、しばらく煮込む。アルデンテにゆでたリガットーニとあわせる)
水菜とコリアンダーのサラダ
20050614:
リンギーネと書いていましたが、リガットーニの間違いで、訂正しました。
「さごし」は「さわら」の小ぶりのものをさすようです。
http://www.zukan-bouz.com/saba/sawara/sawara.html
ビーフカツレツ(赤身の多いステーキ肉、オーストラリアからの輸入肉がよろしい、の脂身安治の部分を切り落とし、包丁の背でよく叩いておく、バットに入れて両面塩胡椒。溶き卵をくぐらせ、生パン粉をまぶしてオリーブオイルでからりとこんがりと揚げる。皿には、クレソン、赤カブその他好みの緑の野菜を敷いて、そのうえにカツレツをのせてともに食べるとよい)
パスタ「ルッコラーゼ」(自家製のルッコラペーストとリンギーネ)
冬瓜のスープ(先のステーキ肉からの切り落としをガーリックと赤唐辛子とともに炒め、紹興酒少々入れ、水を加える一口大に切った冬瓜を入れよく煮込む。塩胡椒、ベイリーフ、ホタテエキス、ナンプラー少々。仕上げ近くにマッシュルームを加える)
Clos Luzanne, 2001 1'eres Cotes de Bordeaux:なかなかいけます
牛肉と豆腐と野菜の煮物(牛肉と赤唐辛子をサラダオイルで炒め、軽く火をとおす。だし汁=こぶ+かつおを注ぐ。白ネギそぎ切りを入れる。豆腐を入れる。一煮立ち。水菜を入れる。薄口醤油、日本酒と行きたかったところだが、切らしていたので、みりんで味を調える。結構香ばしく、ダシも美味しくいただけた)
キュウリと生タマネギ、ワカメの酢の物(加賀の太キュウリを薄くスライスして塩もみしておく。塩出しして、生タマネギ、ワカメ、レモン汁、薄口醤油、カツオ粉で味を調える)
豚ロース肉のステーキ(あらかじめ塩胡椒し、筋切りをしておく。フライパンにオリーブオイルを入れ、ガーリック、赤唐辛子を入れ、油に香りを付けてこれらを取り出す。肉を入れて、片面に焦げ目をつけたあとひっくり返し、赤ワインを少々入れて蓋をする。火を止めてそのまましばらく放置してなかまで火をとおす)
ルッコラとセロリの新芽のサラダ
メバルの煮付け(日本酒の煮きり、生姜、赤唐辛子、たまり醤油、中国醤油。メバルの皮に切り目を入れて煮付ける。タケノコとインゲンを添えた)
めかぶ
水菜のおしたし
粒ウニ(いただき物)
豆腐のみそ汁
今夜のBS2の映画で『クジラに乗った少女』を放映していた。
これまで、2004年6月28日付でDVDについてブログに書いたことがある。また、原作の翻訳についてもブログに書いたことがある。
これは、とてもこころ撃たれる物語であった。
福井晴敏、2002、『川の深さは』、講談社文庫
書評雑誌の『ダヴィンチ』6月号が福井晴敏の特集であった。昼食を食べにいった店に備えられたので、斜め読みした。また、2005年福井原作になる映画3本が公開されると聞く。実のところ、私にとっては、「福井who」なのだが、どうも昨今の靖国問題や日本の東アジアにおけるプレゼンス、改憲問題、あるいは、太平洋戦後体制の問題に関わるらしいと思ったので、ちょっとつまみ食い。
本作は福井の処女作で、第43回江戸川乱歩賞の候補作であったそうな(候補作そのものではなく、改作されたものとか)。エンターテインメントとしては、それなりに評価したい。それに、ここ数日の寝本としては、ちょっと刺激が強く、いつもよりも長く時間をとって読みふけった。つまりは、放り出さずに数日で読み通したくなったのだから、おもしろかったことはたしかだ。
著者は本書を書き上げるまで警備員をしていたとかで、本書の主人公の桃山の「ぐうたら警備員」振りや夜の警備の様子などは、著者の経験が投影されているのであろう。また、退職警察官でもあった桃山の生き様については、リアリティを感じることができたのだが、もう一人の主人公の「保」の諜報員としての超人振りについてのそれはいささか度を過ぎているような感じである。そこは、エンタテインメントだからということなのだろうが。
本書を読み始めた動機に関わる点については、ちょっとペンディング。
福井晴敏オフィシャルページ:http://www.fukuiharutoshi.jp/index.html
2005-06-09 17:52:54 |
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ネバトロ蕎麦(要はネバネバしたものを乗っけて蕎麦を食べようと言う・・・。韃靼そば、とろろ、めかぶ、納豆、なめたけ、黄身。薬味に刻みネギとカイワレ。ダシをかけ、ワサビをきかせた)
半熟卵のせご飯、豚バラソースかけ(日曜に作った豚バラ肉の料理の残り汁を使った。半熟卵を作っておき、熱々ご飯に半熟卵と加熱したソースをかけて食す)
ゴーヤーチャンプルー(ゴーヤの種を取り薄切りし、塩もみして苦みをとっておく。生姜・ニンニク・小口切りの赤唐辛子を油で炒め、豚薄切りを炒める火が通ったところで、、ゴーヤ、椎茸、もやし、木綿豆腐を入れ、塩胡椒、紹興酒で味を調える)
レッドオニオンのサラダ(レッドオニオンを薄切りし、もどした塩ワカメを細かく切ったもの、カツオ節粉をまぶし、レモン汁と濃口醤油で味を調える)