今日は、10時半からの第二セッションから学会に行く。
午前は経済関係、午後は親族関係、夕方は特別講演を聴く。英語で飽和状態。夜は、オーストラリアの友人人類学者ご夫妻二組とアメリカ在住のフランス人人類学者、同僚とともに7人の会食。7時頃から初めて10時半頃まで大いに話が盛り上がる。座席指定ですわって、組み合わせをかえて会話を楽しんだ。
以前から顔見知りだったがあまり話をしたことのなかったデービッドといろんな話ができてよかった。
ROASTED DUCK CHILLI BASIL: Stir-fried spicy roasted duck with basil leaves, chilli and vegetables.
PRAWN ALMOND & COCONUT TEMPURA CURRY: with wilted spinach, capsicum, grilled banana, and basil leaves..
GREEN CURRY RAM: Green curry in creamy coconut milk with kaffir lime leaves, basil leaves, eggplant, chilli, and bamboo shoot.
GRILLED HAPUKA WITH CRISPY BASIL LEAVES: with beans, capsicum, kaffir lime leaves and chilli.
STIR FRY SPICY SEAFOOD CURRY PASTE: with scallop, mussel, prawn and kafir lime leaves, krachai, and vegetables..
LEMONGRASS BABBEQUE CHICKEN: Char grilled marinated chicken thigh with lemongrass, roasted zucchini, lychee and bean with yellow bean and chilli sauce..
Khao Restaurant: http://www.khao.co.nz/index.htm
午前中に学会の登録確認ということで、会場に出向く。オーストラリアからの友人たちと再会。といって、この3月や8月に出会っている人たちだが。
午後のセッション「知的所有権」に関する部会に参加。グローバルスタンダードな知的所有権ではなく、個別文化圏に対応した形での「知的所有権」のあり方に関する議論を聞く。
夕食は、9月にも行った「O’Connell Street Bistro」に同僚と出かける。この店は、オークランドの中での評価としての高いがそれにしても、ずいぶん安い値段設定でおすすめだ。
Vanilla & Palm sugar cured Salmon gravlax, shaved Fennel, pink Grapefruit
Seared Scallops
Cramelised Onion and Poteto Souffle
Pappardelle of braised Bendigo Station Rabbit, rimu smoked Bacon, Walnut Watercress pesto & Parmigiano Reggiano
東野 圭吾、1997、『どちらかが彼女を殺した』、講談社 (講談社文庫)
結論がかかれていない推理小説で、ついつい引き込まれて、クライストチャーチからオークランドまでの飛行時間と夜中の数時間を使って、一気に読んでしまった。サマータイムのニュージーランドと日本とは4時間の時差があるので、時差ぼけもあって、夜中に目が覚めてしまったおかげではある。
本書は、東京在住の妹を殺された(と信じた)豊橋署交通係の一警察官である和泉の業務を逸脱した個人的な調査に刑事「加賀恭一郎」が絡み事件についての情報が読者に与えられ、読者はその情報を使って自ら推理していくことを狙っている。本書の巻末には「推理の手引き」という袋とじの章がふされていて、読者は自分の推理が正しかったのかどうかをチェックするという趣向になっている。しかし、「手引き」を読んだとしても、自分の推理が正しかったかどうかについてのヒントが与えられるだけである。このスタイルはなかなか刺激的ではある。
事件を解決しようとして、本書を読み進もうとする読者は、著者から与えられる情報の矛盾点がどんどん気にかかってしまう。たぶん、事件とは関わりのないとおもわれることも気になってくる。たとえば、主人公の和泉と加賀がその推理を競う最終章は、被害者のアパートでの容疑者たちと和泉、加賀が集まって会話が交わされるのだが、それまでの章で安普請のアパートで音が筒抜けであったとされていて、重要な情報を提供する隣人はきっとこの会話を「耳ダンボ」できいてるのだろうなということが気になる。当然、事件そのものについても、そうした状況は他の居住者の注意を引いていたはずで、著者からのもたらされる記述情報は、不十分におもえてくる。
ともあれ、面白く読んだ。実は、このたびで、加賀刑事が絡んだ推理小説をほかに2冊持ってきている。
2008-12-08 08:00:43 |
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日本から一緒に来ている研究仲間と、9月に当地の知人がつれてきてくれたAuckland, "Harbourside Seafood Restaurant"で夕食をとった。
関空からの便が、クライストチャーチを経由して到着したのは、正午少し前。タクシーでホテルにチェックインをしたものの用意のできた部屋はなく、部屋に入ることができのは15時過ぎ。この間、同僚を案内して、ダウンタウンを回る。20度前後の気温で、冬の国から来たものにとっては、むしろあついぐらい。しかし、夕刻夕食はベランダでとったのだが、さすがに、日没(現地時間の8時半過ぎ)で陽が陰ると、寒くなってきた。当地はサマータイム(Day Light Saving)は、1時間で、日本との時差は4時間になる。でも、日没の実感としての時差は2時間ぐらいである。
生ガキ
グリーンリップムール貝のカレーソース蒸し
ジョン・ドリー(という名前の、白身魚の切り身の炭火焼、サフラン風味のリゾット添え)
鴨のコンフィ(香草サラダ)
三井 恵津子、2008、『雌と雄のある世界』、集英社(集英社新書)
本書は、生物の遺伝情報を受け継ぎ、次世代に継承するシステムについて、最新の分子生物学のトピックを引きながら書いている。本書の帯には「男性はいずれ絶滅してしまう!?」というキャッチがかかれているが、本書のもくろみはむしろ、そうではないと思える。つまり、雌と雄がそれぞれの一部を次世代に継承する両性生殖のシステムは遺伝的多様性を生むシステムであって、生物種が環境変化に適応していく重要な要素となっている。サイエンスライターとしての著者が、iPS細胞やクローンといった最新の生物学の状況をまとめてくれている。
先に評した福岡伸一の『できそこないの男たち』(http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/ff21af716102a59e5e115c52f8eef0d9)とあわせて読むとさらに興味が広がるだろう。
2008-12-07 18:00:21 |
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午前中に名古屋で用をたしてをして、関空に移動した。名古屋ー関空間はニュージーランド航空がサービスする空港バス(名駅12時発)で移動するつもりであってが、午前中の用が時間を超過して、空港バスに乗り遅れ、新幹線と関空特急を乗り継ぐつもりだったのだが、名古屋で購入したばかりの関空特急がキャンセルになって、関空への到着がおくてしまった。しかし、間に合ったのだが、「はるか」の座席指定車の埋まり具合をみても、「やんぬるかな」という感じであるか。
ニュージーランド航空の機内食サービスは、すき焼きとチキンのクリームソースに込みのチョイス。まあ、味の方は、期待する方がいけないでしょう。
オークランドへの便は、まずクライストチャーチに到着して、一時間ほどの乗り継ぎで(同じ機体)オークランドに到着する。今回は、クライストチャーチまでの間、時々結構揺れた。危機的な状況はもちろんなったが、途中、何度も揺れた。
2008-12-06 08:34:43 |
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豚の味噌鍋(味噌鍋の出汁がスーパーで売られていたので、これを使おうと思った。赤みそベースのもの。また、冷蔵庫の片付けでもある。野菜は、タマネギの薄切り、一口に切った白菜、ほうれん草、それに豆腐である。豚はしゃぶしゃぶ用のロース肉。出汁に赤唐辛子一本を落とした。タマネギが甘さを出したので今ひとつだったか?しかし、赤みそとほうれん草の灰汁はけっこううまみを出していたと思う。この次は、甘みを控えめに!)
山クラゲのきんぴら(朝から水につけてもどしておいて、好みに切って、ごま油で炒め、日本酒、薄口醤油、唐辛子フレーク、炒りごまを加えて水分を飛ばして味をしみ込ませる)
白菜とキュウリ、ヒジキのサラダ(白菜とキュウリを細かく切って塩をかけてみずだし。ヒジキをもどしておく。あとは、塩分と水分を切って、ワインビネガーベースをつかって香辛料で調味されたパックで酢の物ように味を塩梅する)
ピータンと煮こごり(ピータンを適当に切って、先日来の鶏の煮物でできた煮こごりを添えて、ごま油をかけ、香菜をちらす)
カンパチの刺身
ジャガイモともやしの炒め物
蝦麺と春菊(蝦麺をゆでて戻し、あらかじめゆでておいた春菊をそえて、二日前の手羽先と卵の煮物の残り汁をかけて供す)
ジャガイモともやしの炒め物(ジャガイモを拍子切りにしておく。中華鍋にサラダオイルで赤唐辛子小口切りをいためて、香りを出す。まず、拍子切りのジャガイモを炒める。紹興酒、塩こしょうで味を整える。もやしを加える。あおってよく炒める)
大根とこいもの中華風煮物(前夜の手羽先と卵の煮物の残り汁をつかう。大根を一口に切って、電子レンジで加熱。残り汁に加えて煮る。こいももともに。仕上げ近くにとりもも肉ぶつ切りをくわえる。ご飯に汁をかけてもよし)
芹の胡麻よごし(芹を塩ゆでして、水にさらし好みのサイズに切る。あらかじめ用意した炒りごまをすったもの、タラゴン風味の粒マスタードを加える。これにあえる)
今日は、同僚二人を迎えて、リクエストにより、「居酒屋風」ということでメニューを作ってみた。先日、お迎えしてそのときにいただいた、オレンジ風味のリキュールのもと、柑橘類ベースのお酢の素、山椒醤油の素をつかうというのが趣旨。
まずは、食前酒でリキュールをお出しして・・・
冷や奴(鰹節と大葉を刻んで、山椒醤油をかけて)
トマトとモッツァレーラチーズのサラダ(モッツァレーラチーズ、トマト、バジルを塩こしょうと、EVオリーブオイルであえて)
白菜とひじきのサラダ(白菜を千切りして、塩揉みし、戻したひじきとあえて、柑橘類ベースのお酢と塩で味付け)
ポテトサラダ(ジャガイモを洗って丸ごとラップで包んで電子レンジで加熱。熱いうちに皮を剥き、すりこぎでざっとつぶす。塩揉みしたタマネギ薄切り、キュウリ薄切りを塩だししてみずをきって、レッグハム薄切りを一口に切ったものを、マヨネーズとともに合え、塩こしょうでアジを調節)
舞茸の醤油バター炒め(舞茸と小松菜をバターとEVオリーブオイルで炒め、醤油と胡椒で味付け)
手羽先と卵の中華風煮物(深鍋にオリーブオイルで手羽先を軽く両面焼き、紹興酒を入れる。ニンニクのつぶしたもの、赤唐辛子、八角、ローリエを加え、水、中国醤油、中国黒酢、濃口醤油、塩で味を整え煮込む。別に固茹で卵にゆでて、手羽先の煮込み汁に、殻をむき、三十分ほどつけ込む。別皿に卵を半分に切って、手羽先を煮込んだ汁をかけて、ともに食す。手羽先は手羽先で・・・)
むかごご飯(むかごと出汁昆布、薄口醤油、日本酒でご飯を炊く)
豆腐と白菜、わかめのみそ汁