South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


機内食(ニュージーランド航空:関空、オークランド間)

午前中に名古屋で用をたしてをして、関空に移動した。名古屋ー関空間はニュージーランド航空がサービスする空港バス(名駅12時発)で移動するつもりであってが、午前中の用が時間を超過して、空港バスに乗り遅れ、新幹線と関空特急を乗り継ぐつもりだったのだが、名古屋で購入したばかりの関空特急がキャンセルになって、関空への到着がおくてしまった。しかし、間に合ったのだが、「はるか」の座席指定車の埋まり具合をみても、「やんぬるかな」という感じであるか。
ニュージーランド航空の機内食サービスは、すき焼きとチキンのクリームソースに込みのチョイス。まあ、味の方は、期待する方がいけないでしょう。
オークランドへの便は、まずクライストチャーチに到着して、一時間ほどの乗り継ぎで(同じ機体)オークランドに到着する。今回は、クライストチャーチまでの間、時々結構揺れた。危機的な状況はもちろんなったが、途中、何度も揺れた。

2008-12-06 23:23:52 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『できそこないの男たち』

福岡伸一、2008、『できそこないの男たち』、光文社 (光文社新書)

生命の基本仕様は女性(雌)であって、男性(雄)は、遺伝子の情報が順次解き放されてゆき、時にはY染色体の有無にかかわらず、アンドロゲンの暴露によって男性性が発現することを示し、男は「男になる」のであることを、遺伝子のレベルにおける「雄性」とはなにかに関する分子生物学の論争を紹介しつつ明らかにする。語り口は非常に明快で、難しい内容をよく理解することができる。
生命における男性の役割は、「遺伝子の使い走り」であるという。生命をつないでいく女性を縦糸とすれば、横糸としてして遺伝子を混ぜ合わせる役割を負う男性。環境に適応するための遺伝的多様性をになう重要な役割を果たすのであるが、しかし、生命の基本形である女性から作り替えられた故に故障がちで弱い存在である。まあ、男性諸君、使い走りとしての使命を全うしようではないか。

おなじ著者の『プリオン説はほんとうか?:タンパク質病原体説をめぐるミステリー』(http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/5b99f764399f0586183f480023bc189f)や『生物と無生物のあいだ』(http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/f7a745aabf93d6cee3e6355c7e8a6800)もおすすめである。

できそこないの男たち (光文社新書)
福岡伸一
光文社

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2008-12-06 08:34:43 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )