東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 楽しかった、お遍路ウォーキング 24km(1/3)

2016年04月25日 | 歴史探訪他ウォーキング



 先月下見ウォーキングしたお遍路道をウォーキングをしました。ところで、スタートする直前に驚いたことがありました。集合場所に行く直前にセブンイレブンに寄ったのです。お昼のお弁当を買うためです。この時、ある方から声をかけられました。その方はなんと、保育園時代にアイドルだったFちゃんでした。嬉しいような恥ずかしいような、60年ぶり位の再会といったところでしょうか、とても驚きました。幸先の良い、一日のスタートでした。

 田布施町交流館をスタート    第一番札所観音堂      五人力の清三郎の石
  

 さて、今回歩くお遍路道は、数年前まで千坊山光福寺のご住職に先導されて巡礼していた南平和お遍路の道として使われていました。ここ20年位は、巡礼者の高齢化に伴って車を使って巡礼していました。さらにその昔は、ご住職の先代が先導して巡礼していたとのこと。

 左:浮島神社,右;新川寮    三宅薬師堂跡を出発     尾迫観音堂に到着
  

 朝、7時半に12名が田布施町交流館をスタートしました。最初に向かったのは、関戸橋袂にある第一番札所観音堂です。お地蔵様は仮安置されており、建物を再建することになっているそうです。次に田布施川を歩きながら、田布施川の成り立ちや流れの変遷について皆さんに解説しました。そして、川添橋を渡った場所にある堰堤記念石碑について説明しました。特に、五人力の清三郎伝説と関係がある石について詳しく説明しました。続いて、第二番札所新川寮に行きました。

            第四番札所尾迫観音堂に安置されたお地蔵様


 第二番札所新川寮に着くと、この寮にかつて尼さんがいたことなどを説明しました。次に、巡礼とは直接関係ないのですが、隣りにある浮島神社に行きました。そして、江良碧松に関わる句碑,自由律俳句,一夜会などについて説明しました。浮島神社を出ると、しばらく歩いて第三番札所だった三宅薬師堂跡に行きました。三宅薬師堂は昨年の冬、維持困難とのことで撤去されました。お地蔵様は千坊山光福寺に預けられています。続いて尾迫観音堂に行きました。

  奈良台川を上流に      竹重西遊寺のお地蔵様     歴代尼さんの墓地
  

 尾迫観音堂に到着直前、小中高等学校時代の同級生T君に偶然出会いました。高校卒業後45年ぶりの再会でした。少しばかり談笑した後、第四番札所である尾迫観音堂に行きました。地元の方が月に一度この観音堂に集まって活動しているとのことでした。建物が、とても綺麗に維持されていました。撤去される直前の、朽ちた三宅薬師堂と対象的です。

               南平和霊場第五番札所の竹重西遊寺


 次に、奈良台川を上流に歩き、第五番札所の竹重西遊寺に向かいました。到着するとTさんが、ドアを開けて待っていました。そして、お接待をいただきました。ありがとうございました。西遊寺内には、立派なお地蔵様が安置されています。西遊寺は今、西竹重の集会所としても使われています。西遊寺の西隣には、歴代の尼さんの墓地があります。 続いて、巡礼とは関係がないのですが、近くにある奈良の大岩(熊毛王国 謎の大岩)に向かいました。

                              南平和霊場お遍路ルート ※番号はお札所番号

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