東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

染色用ヘナの葉の2回目収穫

2021年09月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 8月初め、毛糸を染色するためにヘナの葉を収穫しました。その後、葉が無くなった枝から葉が出て回復しました。そして、元通りに葉が茂るようになりました。日本の真夏、ヘナは良く育ちます。葉を取っても1ヶ月位で元通りに回復するようです。前回と同じように、手でこそげ取るようにして葉を収穫しました。ヘナは4本しか栽培していないため、1度の収穫で毛糸2束程度しか染めることができません。この冬はもう少し多くのヘナを越冬させて、夏にたくさんの葉を収穫しようと思います。

         手でこそげ取るようにしてヘナの葉を収穫


 ヘナは、髪の毛を染色するために多く使われているようです。日本では育たないとされ、すべてのヘナはインドなど熱帯の国から輸入するようです。そのためか、日本では糸の染色用に使われてる例を知りません。ただし、日数を経ると脱色するかも知れません。ヘナを使って橙色に染めた毛糸の脱色状況に今後注意しようと思います。ちなみに、皮膚も橙色または茶色に染まります。面白い染料だと思います。

    枝からこそげ取った葉       穴あきトレイに入れて天日乾燥
 


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