東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

来年の種まきのため、洋綿の収穫

2024年10月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 8月下旬から洋綿が次々に開花していました。10月に入り今度は綿が次々にはじけるようなりました。今回そのはじけた綿を収穫しました。今年は綿を紡ぐ時間がとれそうもありません。そのため、来年の種まき用としての収穫です。
 ちなみに羊毛と比べて綿の繊維は極細です。そのため、細い糸を紡ぐことができますが紡ぎ機を操るのはやや難しいです。私が栽培している綿は洋綿(バルバゼンセ)なので細くて長い繊維です。そのため、他の綿よりも紡ぎやすく細い糸にすることができます。ところで、長い間綿の繊維を紡いでいません。時々は紡ぎ機を出しては紡ぎを思い出す必要がありそうです。

          来年の種まき用に収穫した洋綿(バルバゼンセ)


 はじけた綿の実を収穫すると、殻を取り除いて綿だけを取り出しました。次に、種くり器を使って種と綿を分けます。種は来年の種まき用に、綿は紡いで糸にします。
 藍畑のすぐ近くに緑綿も栽培しています。施肥しなかったため背が低いですが実が数個なっています。この緑綿も近々収穫するつもりでいます。

    収穫した殻付きの綿         殻を取り去り綿だけに
 


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