東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

薄曇りの中、陸稲(もち)の脱穀

2013年10月04日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 今回は、先日刈り取りして干した陸稲(もち)の脱穀をしました。陸稲(もち)は陸稲(うるち)よりも熟すのが遅いため、刈り取りも脱穀も時期が少し遅れます。陸稲(うるち)の脱穀の時に使った脱穀機や発動機はそのまま畑に置いてあったため、準備もしないですぐに脱穀にとりかかることができました。

                    薄曇りの中で、陸稲(もち)の脱穀


 陸稲(うるち)の脱穀をした時はカラカラに晴れた晴天でしたが、今回は薄曇りの中で脱穀をしました。晴天を待っていてはいつまで経っても脱穀できません。ところで、陸稲(うるち)は日照りの影響で育ちが悪く背があまり伸びていませんでした。しかし、陸稲(もち)を栽培した畑は適度な湿気があったため背がよく伸びていました。

    すぐに脱穀終了した陸稲(もち)       左は陸稲(もち)、右は陸稲(うるち)
                                  成長の違いが分かる
 

 脱穀はすぐに完了しました。今年の陸稲(もち)は、種籾を取る程度の量しか作っていたためです。陸稲(うるち)を主食にするため去年と今年続けて栽培したのですが、いまだ日照りの被害を克服できません。父親は日照りの時は水をまいていました。やはり、スプリンクラーなどを使わないと栽培は無理なのでしょうか。安定的な陸稲栽培がとても難しいことを、今年も痛感しました。とにかく雑草と日照り対策が陸稲栽培の決め手です。

              来年用の種籾と、わずかばかりのお餅用の籾を収穫


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