東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

藍の葉を収穫、すぐに天日乾燥(1/2)

2024年10月15日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 本来ならば、7月か8月に収穫したはずの藍の葉、遅れに遅れて10月になってしまいました。遅れた理由は猛暑です。この猛暑では体がもちませんし、熱中症になる可能性があります。そのため、やむなく涼しくなった10月に葉を収穫しました。10月になると藍は花を咲かせます。そのため良い葉を見込めませんが仕方ありません。
 収穫を手伝いに来た子供二人と一緒にのんびり収穫しました。子供達は最初はちゃんと収穫していました。しかしだんだん飽きてきたようです。広々とした畑に寝転がって青空を仰いだり、声をはりあげながら走り回っていました。楽しかったのでしょう、幼き日の思い出になると思います。

            もくもくと藍の葉を収穫する子供達


 普通の草は乾燥すると茶色になりますが藍は青くなります。青く乾燥させるためには葉をすぐに乾燥させなければなりません。子供達がやってくる前に乾燥するためのブルーシートを敷いておきました。葉は乾燥すると軽くなります。軽くなった葉は容易に風で飛んでしまいます。飛び去らないようにブルーシートの脇を立てておきました。

  ブルーシートの用意     葉を千切り取る    葉を洗面器に溜める
   


 私は鎌で刈り取った藍をテーブルの上にどんと置きます。すると、子供達はその中から良い葉を選んでは千切ります。そして、どんどん洗面器の中に葉を溜めます。葉が溜まるとそれをブルーシートの上にばらまき日差しでよく乾くのです。そして、時々乾いた葉の裏と表を箒でひっくり返します。
 これを繰り返して藍の葉を次々に乾燥させるのです。夕方になり日陰がブルーシートを覆ってきました。そのため、後日再度天日乾燥することにしました。

    箒で藍の葉をひっくり返す      藍の葉の収穫が終わり片付け
 


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