すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

健康オタクの読書日誌

2015年12月23日 | 読書
 【2015読了】126冊目 ★
 『長生きしたけりゃ ふくらはぎをもみなさい』(槙 孝子  アスコム)


 久々の健康本。「○○は第二の心臓」などという言い方は、足裏などにも当てはまる比喩だ。要するに「血流」だということがわかる。それも末端部分が大事なんだなということが、世に出回る健康法のパターンだとつかめた気がする。納得できたのは「ふくらはぎがある動物は人間だけ」という記述。なるほどねえ。

 様々な動物に「太もも」らしきものは見つけられるが、ふくらはぎというと、やはり二本足歩行が関わる。そこがこの健康法の核と言えるようだ。様々な健康本には劇的なエピソードが載っていてびっくりするし(ある面ではホントかいなと思いつつ)、あとは「水」と「呼吸法」がほとんど必須ということも共通点だ。


 【2015読了】127冊目 ★★
 『人生百年 私の工夫』(日野原重明 幻冬舎)


 「はじめに」にある「本書のキーワードは『60』と『100』という二つの数字です」という文章。なんとも心強いではないか。60歳は人生のハーフタイムともある。寿命が伸び昔ながらの言い方は通用しなくなり、今は「天命を知る」のは80歳であるそうな。20年以上もあるのか。ハーフタイムで退場しないように。

 この本自体は10年くらい前の本なので、団塊ねらいか。書かれている内容は同類の本とほとんど変わらない。健康、ライフワーク、ボランティア、好奇心…「私の工夫」として挙げてある「自分の二十年先のモデル化」「新鮮なストレス~ユーストレス」は確かに面白い。しかしそれらは各世代共通といえることだ。



 今年は齢相応に、いろいろな症状が出た。飛蚊症に不眠症、それに最近は不安症ではないかと思ったりする。はずみで「不安症」と書いてみたが、そんな病気は実はない。きちんとなると(笑)「不安障害」というらしい。そうなったら怖いなと想像が続くのは、不安症としか言いようがない。語彙のなさには不満症か。