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桜と絵本と豆乳と

あったかい聖夜の一日

2015年12月24日 | 雑記帳
 艶っぽい話ではない。朝のラジオで言っていたが「これほど雪のないクリスマスは記憶にない」というほどの、天気のよさが続く。そこそこに温かい。今日の街頭指導には思わず手袋を忘れてしまったが、なんとか凌げる。もっとも「雪の(降らない)心配はしなくていい」のがこの地方の格言。明日から降るだろう。


 4,5年生が隣校との交流も兼ねて、秋田市へ文化体験活動ということで博物館や美術館へ出かけた。県主催事業を教委に薦められて活用したものだ。遠足ルートに取り入れる場合もあるが、学期末のあれこれを終えて、いい体験になるだろう。できればクリスマスプレゼントになり得るようなモノと出会ってほしい。


 以前の日記を見直したら、通知表を見ていたり、それが終えて終業式の挨拶ネタに迷っていたり、当然だが学期末の雰囲気のある一日を過ごしている。おっと驚いたのは、昨年の今日、第一回目の学校統合のための運営部会(教職員のみ)を開催したこと。あれから一年…いろいろあったが、実務はこれからが本番だ。


 明日の終業式、通知表所見の一部紹介のあとに何を話すか思案した。日数クイズから紙を折って「積み重ね」という形でまとめる案も思いついたが、資料を見ていて三日遅れの「冬至」ネタでいくと決めた。2011年にちょうど終業式と冬至が重なり、その時考えた。さっそく自宅へ「南瓜を買っておいて」と電話する。


 このネタの核は、この辺り(秋田県南部、特に西馬音内が中心)では南瓜のことを別名「ぼんぼら」と言っていることだ。そしてこの言葉は「中味が空」というイメージから、叱られたり、馬鹿にしたりするときに使ったものだ。この方言がポルトガル語「アボ―ボラ」の変化というのも興味深い。鉄板ネタの一つか。