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漢字アタック力の強化

2015年12月17日 | 雑記帳
 昨年も書いた記憶がある。今年も少し規模を縮小しながら、「今年の漢字」応募が続けられた。漢検が発表する直前に、校内ブログで紹介したのがこちら。「安」が発表された後に見たら、それを掲げた子が2名いた。ちなみに、「五」と書いた子は五名、全国順位でも五番目というのは何かの因縁のようで、実に面白い。


 「世相を表す」ことから離れてもいいから、というゆるい設定も設けたので、低学年は今年も自由に?書いていたようである。何のためにと問われれば、私なら、それでもいい、漢字への興味関心を高めればいいのだ、言うなれば「漢字アタック力」の強化だ!と野口芳宏先生が言いそうもないことを口走るだろう。

 ということで、目に留まった名作紹介である。


 「六」…いもうとが生まれて六人かぞくになった。

 「五」を凌駕した。


 「作」…何かを作るのがすきなので、このかん字にしまた。

 そう、そうでいいのです。「すき」が一番です。


 「心」…やさしい心をイメージしてみました。

 心のいう字の形はそうだったな、と忘れていたことを思い出す。


 「一」…一ばんさいしょにならったかん字だからです。

 このシンプルさ。大人は忘れていませんか。


 「数」…ことしならったかけざんで、さん数がすきになりました。

 担任は、涙したにちがいない。


 「考」…かんがえれば、あたまがよくなるからです。

 教育目標にしたいほどです。