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初雪の日、大人を考える3曲

2017年11月19日 | 雑記帳
 昨日の『復路の哲学』に絡んで、音楽篇を少し。

 この著には「三波春夫は『大人が大人でありえた時代』の最後の歌い手」だと書いてある。

 同年代以上の年配者しか口ずさめないだろうが、この一見(一聴か)明るい曲は、歌詞を読めばわかるように「敗残者」の唄だ。
 つまり、この明るさを消すことなく、悲しさを表現する様が、「大人」なのだ。

 「チャンチキおけさ」三波春夫
 https://www.youtube.com/watch?v=T7SZOk7mv5c


(UGO 2017.11.19)

 BS「カバーズ」フェスで初めて見たバンドだった。
 なにかの映画の主題歌らしいが、初めて聴き、耳に残った。

 大人の(年配の)出演者までが一緒に声を合わせられる歌はめったにない。
 久しぶりにロックを感じる曲だった。

 「大人になったら」GLIM SPANKY
 https://www.youtube.com/watch?v=v-8dXLngI_4



 今さら紹介するのが躊躇われるほどの名曲。
 様々な人がカバーし、ハナレグミとの共演で演奏している人も多い。

 まだ観たことがない人がいたら、ぜひこの清志郎と一緒のバージョンだけはじっくり味わってほしい。
 自分がイメージする「大人」の佇まいがここにもある。

 「サヨナラCOLOR」ハナレグミ&忌野清志郎
 https://www.youtube.com/watch?v=uVCUTpkFqhY