すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

饅頭を買ってもらえず

2017年11月20日 | 雑記帳
 土日に当町道の駅「端縫いの郷」で「まんじゅうミニ博覧会」が催され、たくさんのお客さんが見えたようだ。
 詳しい様子はこちらの湯沢雄勝観光ブログ「こ・ま・ち」で
 https://ameblo.jp/komachinosato/entry-12329578781.html


 「自称饅頭通」を広言するたべびととしては覗きに行かねばなるまいと、来客の少ないだろう時間帯をねらって、一通り見学してきた。他の道の駅からの出品もあり、なかなか見ごたえがあった。で、結局買わずじまいだったのは…食べてコメントをつければ、もしかしたら営業妨害になるかもしれず(笑)と杞憂して(嘘)


 そもそも我が「西馬音内」は「そば」の町であるとともに、「饅頭」の町でもある。名の知られるきっかけは、「そばまんじゅう」にあるだろう。まあ、子どもの頃はよく口にしたが、最近は食べていない。しかしよく考えるとあの皮の部分の塩味は、かなり特徴的かもしれないと思う。他店に「みそまんじゅう」もある。


 Y店の「みそまんじゅう」は、かの食文化史研究家として名高い永山久夫が「東北で一番うまい」と某番組で語った逸品だ。東北地方のみのローカル放送だったが、饅頭の町として西馬音内が特集されてからもう十数年経つ。永山氏と女性アナがコミセン裏の川辺に腰を下ろし、饅頭談義をしているシーンを覚えている。


 皮と餡子に様々な工夫を加えられる饅頭という菓子は面白い。しかしシンプルゆえに奥が深いのが、名品の条件だ。従って本町の一番は…とまずこれは禁句として、個人的に日本一と思っているのはT総本店の黒糖まんじゅう。どこかで勝手に決めた「日本三大まんじゅう」の評価は、岡山が未食なので保留している。



 ミニ博覧会で饅頭を買ってもらえなかった(泣)たべびとは、自宅で「よもぎ大福」を作ってもらい食べました。自分で作った小豆餡がほど良く美味でした。