すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

令和元年6月26日のこと

2019年06月27日 | 雑記帳
 家周りに植えてあるラズベリーが数日前から結実してきた。これから毎朝の収穫となる。もちろんわずかな本数なので限られた量なのだが、それでも我が家の商品(笑)の貴重な材料となる。小虫が多く飛ぶので、大げさな格好(防虫網の完全防備等)で連日奮闘の始まりだ。また自然の恵みに感謝する季節となった。



 職場に行き、朝一番で昨日打ち合わせた秋のイベントについて、学校へ依頼することをまとめた。その後、役場の方々と町ふるさとCMの三度目の会議。今年も案が通り、今後の予定を詰めていくことになる。撮影は来週から始まる。図書館業務についても町広報掲載や成人式関係など、新規の事がずいぶん進捗した。


 昼食を摂ってから湯沢市役所で開かれている教科書展示会に出向いた。小一時間で、国語教科書に図書館についてどれだけ取り上げられたかを確認する。ふらっと見ると小学校英語、道徳等目新しく感じた。かつての「教科書を」「教科書で」論議とも通ずるが、教えたいこと育てたいことの強い意識化こそ求められる。


 もどってから職員とコンクール関係の相談をした後退勤する。帰宅してすぐに横手の病院へ、未明に産まれた二人目の孫を見にいく。息をし始めて十数時間しか経たないその顔が、何か表情をつくる度に本当にため息が出そうになる。母となった我が次女はちょうど平成元年生まれ、その長子が令和元年の誕生となる。


 祖父母夫婦で祝杯。テレビでは国会や選挙の話題で喧しい。この人はいつもいつも「経済」というけれど、少なくとも本来の意味で使っていないことは確かだ。安心や安全がお金なしで実現できるとは思わない。しかし目指す世界、人間同士のあり方と齟齬はないのか。平成の孫も令和の孫も、守り切らねばと思う。