すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

片々を引き出して

2020年01月19日 | 読書
 年始め作業として、遅ればせながらメモ帳の整理をする。
 他者から聴いたこと、自分が思いついたことと様々なれど、書き殴ったまま捨ててしまうに惜しい気がする片々を、キニナルキ番外篇としていくつか挙げておく。


 「図書館で問題を解決しませんか。図書館であなたの問題の解決の糸口を探しませんか。」

 仕事上、この発想は新鮮に思えた。今、もっとも考えていることかもしれない。
 そんなふうに考えて足を運んでもらえば、最高だ。


 「誰が、いつ、何を読んでいるかは、最高のプライバシーだ。」

 最初は意外に思えたこの一言だったが、重みを感ずる。
 公的機関としての責任を胸に刻んだフレーズである。


 「植物を丈夫にたくましく育てるには、風が必要だ。」

 成長のための三要素があれば育つには育つ。
 しかし、本当に自らの力が引き出されるためにはストレスがなければ出来ない。
 見事に教育の本質をついている。


 「本の面白さを伝えるための二つのこと。読んで面白いと思った箇所、そして面白いと感じた自分自身」

 面白さには少なくとも二段階あるのだということ。
 自分自身を掘り下げていく方が、ずっと面白い。


 「potential」

 そう、ポテンシャル。
 引き出したいのは、それだ。