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独り視聴者委員会~正月篇

2020年01月07日 | 雑記帳
 紅白歌合戦は観ることにしているので、結構念入りに画面に向かったが新鮮味に欠けた。わずかにビートたけしの唄に心癒され、まだ歌の声は出るなと感心した。ラグビーやオリンピック頼みの構成なら素人でも出来るのではないか。歌をメインに据えるから歌合戦なのだ。


 元日のお笑い番組はもはや見る気がせず、年末に撮っておいたドラマ等で過ごす。印象的なのはBSテレ東で一挙に再放送した「バイプレーヤーズ」だった。撮影中の大杉連急死ということと関係なく、設定、出演者、ストーリーがユニークで、異色なドラマで面白かった。



 2日、3日の午前は箱根駅伝。「孫フォト、ビデオ」の編集をしつつ、横目でTV観戦となる。放送局の盛り上げ方もパターン化しているし、好記録連発の陰にあるシューズの影響などを聞くと、これもまた少しずつ興味が薄らいだ。ここにも抜本的な改革が必要ではないか。


 正月スペシャルと銘打った番組が当然多くあった。恒例「相棒」は二転三転という展開なのだが、登場人物によって布石がわかるような画面構成であり見応えが今一つだった。バラエティはテレ朝「格付け」を少し見て笑った。評判のドラマ「教場」はまだディスクの中だ。


 年末から地方局では入らないドラマの特番がずいぶんあったようだ。TV翁(笑)としては残念な心持ちだ。明らかに格差をつけられた現状を気に留めないまま、オリンピックイヤーと喧伝されて都合のいい利用のされ方、振り回され方はしないぞ!と心秘かに誓う松の内であった。