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令和3年賃金構造基本統計調査「性別にみた賃金」

2022-04-15 04:00:01 | 労働経済情報

 

今回は、「性別にみた賃金」についてです。

☆☆====================================================☆☆

男女別に賃金カーブをみると、男性では、年齢階級が高いほど賃金も高く、
55~59歳で413.6千円(20~24歳の賃金を100とすると192)と賃金が
ピークとなり、その後下降している。
女性では、50~54歳の277.9千円(同131.9)がピークとなっているが、
男性に比べ賃金の上昇が緩やかとなっている。

☆☆====================================================☆☆

男女別に賃金カーブをみた場合に賃金がピークとなる年齢階級に関しては、
次の出題があります。

【 H19-5-D 】
平成18年賃金構造基本統計調査によれば、賃金がピークとなる年齢階級は、
男では50~54歳で420,000円(平均21.8年勤続)となっている。また、
学歴別に賃金がピークとなる年齢階級をみると、男では、大学・大学院卒
及び中卒が55~59歳、高専・短大卒及び高卒が50~54歳となっている。


この問題は出題当時正しい内容でした。
男性について賃金がピークとなる年齢階級については、令和3年調査では、
55~59歳ですから、令和3年調査としての出題であれば誤りになります。

ピークとなる年齢階級、なんとなく、このくらいの年齢かなという推測ができ
なくはないかと思います。
問題文の後段の学歴別のピークとなる年齢階級に関しては、かなり厳しい論点
で、ここまでは押さえておくのは難しいでしょう。
なので、余力があれば確認しておくという程度で十分です。

ということで、まずは、ピークとなる年齢階級、これを知っておきましょう。

 

 

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健保法H22-2-C

2022-04-15 04:00:00 | 今日の過去問

 

今日の過去問は「健保法H22-2-C」です。

【 問 題 】

70歳未満の者と70歳以上の者がいる世帯の高額療養費は、同一月
において、(1)70歳以上の者に係る高額療養費の額を計算する。次に、
(2)この高額療養費の支給後、なお残る負担額の合算額と70歳未満の
一部負担金等の額のうち21,000円以上のものを世帯合算し、この
世帯合算による一部負担金等の額が70歳未満の高額療養費算定基準
額を超える部分が高額療養費となる。(1)と(2)の高額療養費の合計額
が当該世帯の高額療養費となる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 解 説 】

70歳未満の者と70歳以上の者がいる場合には、
まず、70歳以上の高額療養費を算定します。
この場合、外来療養があれば、まず、個人単位で外来療養に係る高額
療養費を算定し、なお残る自己負担額と入院療養に係る自己負担額を
合算し、高額療養費を算定します。
設問では、この部分を「70歳以上の者に係る高額療養費の額を計算
する」として、まとめています。
その後、70歳以上の者に係る高額療養費を算定した後に残る70歳
以上の者に係る自己負担額(額は問いません)と70歳未満の者に
係る自己負担額のうち21,000円以上のものを合算して、70歳未満
の高額療養費算定基準額を用いて、高額療養費を算定します。
これらで算定した額を合算した額が、その世帯における高額療養費
となります

 正しい。

 

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