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「被保険者資格の勤務期間要件(2月要件)の見直し」に関するQ&A9

2022-12-01 04:00:01 | 条文&通達の紹介


雇用契約の期間が2月以内であっても、最初の雇用契約の期間から被保険者
資格を取得するための要件として、「同一の事業所において、同様の雇用契約
に基づき使用されている者が、契約更新等により最初の雇用契約の期間を
超えて使用された実績があること」が挙げられているが、「同様の雇用契約」
とは、どのように判断するのか。

☆☆====================================================☆☆

ここでいう「同様の雇用契約」とは、契約内容や就労の実態に照らして
総合的に判断することになります。例えば、勤務先・報酬額・労働時間等
の特定の労働条件のうちいずれかが異なることをもって、「同様の雇用
契約」ではないと判断するのではなく、個別の契約について内容等に
照らして総合的に判断することになります。

 

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労災法H23-7-A

2022-12-01 04:00:00 | 今日の過去問


今日の過去問は「労災法H23-7-A」です。

【 問 題 】

行政庁は、労災保険法の施行に必要な限度において、職員に、適用
事業の事業場に立ち入り、関係者に質問させ、又は帳簿書類その他
の物件を検査させることができる。この立入検査をする職員は、
その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。

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【 解 説 】

政府が適正に保険給付を行うためには、基礎資料を調査し実態を把握
することが必要であることから、行政庁には、適用事業の事業場に
立入検査を行う権限があります。
その際、職員は身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければ
なりません。
なお、立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈して
はならないとされています。

 正しい。

 

 

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