今年に入って(四月ごろからか)読売新聞の読売歌壇・俳壇のページが刷新されております。
題字デザインイラストが福田美蘭さん。季節ごとに絵をかえるのでしょうか。
6月になったら、題字の読売歌壇・読売俳壇の文字の枠にある絵がかわっております。それに選者の名前の上にも絵があり、まるで幼稚園の名札の上に絵がつけられてでもいるような感じです。それぞれ朝顔だったり、スイカの一切れだったり、風鈴・サヤエンドウの豆・生ビール・照る照る坊主・ヨット・ムシメガネとさまざま(くろぬきで工夫を凝らしてあったりするので、思わず楽しめます)。
さてっと、読売新聞2008年5月16日に清水房雄氏が「歌壇選者を終えて」という文を載せておりました。そこで土屋文明氏の「読売歌壇秀作選」のあとがきを適宜引用しておりました。そして最後のほうにこうあります。
「文明先生の『生活即短歌』説は、様々軽薄な誤解までを産んで有名だが、それは、人を感動せしめるような真剣な生活態度を作歌の根底とする事、と私は信じて居る。或る時先生が『君達は歌になるような生活をして居るのかね』と言ったのは、右所説の裏側からの証明と言っていい。先生のその問いに答える如き作品群が、私の本欄選歌を支えて居ったのである。・・」
清水房雄氏の略歴も書かれておりました
「1915年、千葉県生まれ。38年、「アララギ」に入会して土屋文明に師事。90年から読売歌壇選者を務めた。・・・」
題字デザインイラストが福田美蘭さん。季節ごとに絵をかえるのでしょうか。
6月になったら、題字の読売歌壇・読売俳壇の文字の枠にある絵がかわっております。それに選者の名前の上にも絵があり、まるで幼稚園の名札の上に絵がつけられてでもいるような感じです。それぞれ朝顔だったり、スイカの一切れだったり、風鈴・サヤエンドウの豆・生ビール・照る照る坊主・ヨット・ムシメガネとさまざま(くろぬきで工夫を凝らしてあったりするので、思わず楽しめます)。
さてっと、読売新聞2008年5月16日に清水房雄氏が「歌壇選者を終えて」という文を載せておりました。そこで土屋文明氏の「読売歌壇秀作選」のあとがきを適宜引用しておりました。そして最後のほうにこうあります。
「文明先生の『生活即短歌』説は、様々軽薄な誤解までを産んで有名だが、それは、人を感動せしめるような真剣な生活態度を作歌の根底とする事、と私は信じて居る。或る時先生が『君達は歌になるような生活をして居るのかね』と言ったのは、右所説の裏側からの証明と言っていい。先生のその問いに答える如き作品群が、私の本欄選歌を支えて居ったのである。・・」
清水房雄氏の略歴も書かれておりました
「1915年、千葉県生まれ。38年、「アララギ」に入会して土屋文明に師事。90年から読売歌壇選者を務めた。・・・」