伯母の四十九日法要ということで、兄弟で出かけました。
精進落としの際に、話好きの坊さんに伺うと、
坊さんはもともとは漁師で、陸に上がって都会で勤めていたそうです。
奥さんがお寺の娘さんで、四十過ぎてから、坊さんになったそうなのです。
まあ、気さくに尋ねると話好きな住職でした。
曹洞宗。あの永平寺。もっとも、坊さんが修行したのは東京で3年間。
法要では、集まった方々にお経本が置かれてあり、修証義(しゅしょうぎ)の第一章から第三章まで
「みなさん、ご一緒に」ということで、声を出して読んできました。
第一章「総序」はこうはじまっておりました。
「生を明らめ死を明らむるは仏家一大事の因縁なり」
「人身得ること難し、仏法値(お)うこと希(まれ)なり」
「最勝の善身を徒(いたずら)にして露命を無常の風に任すること勿れ。
無常憑(たの)み難し、知らず露命いかなる道の草にか落ちん、
身已に私に非ず、命は光陰に移されて暫くも停め難し、
紅顔いずくへか去りにし、尋ねんとするに蹤跡(しょうせき)なし、
熟観ずる所に往事の再び逢うべからざる多し、・・・」
こういうお言葉を声に出して読んできました。
お経本には、ちゃんと漢字に振り仮名がついており、
はじめての人にも読めるようになっておりました。
精進落としの際に、話好きの坊さんに伺うと、
坊さんはもともとは漁師で、陸に上がって都会で勤めていたそうです。
奥さんがお寺の娘さんで、四十過ぎてから、坊さんになったそうなのです。
まあ、気さくに尋ねると話好きな住職でした。
曹洞宗。あの永平寺。もっとも、坊さんが修行したのは東京で3年間。
法要では、集まった方々にお経本が置かれてあり、修証義(しゅしょうぎ)の第一章から第三章まで
「みなさん、ご一緒に」ということで、声を出して読んできました。
第一章「総序」はこうはじまっておりました。
「生を明らめ死を明らむるは仏家一大事の因縁なり」
「人身得ること難し、仏法値(お)うこと希(まれ)なり」
「最勝の善身を徒(いたずら)にして露命を無常の風に任すること勿れ。
無常憑(たの)み難し、知らず露命いかなる道の草にか落ちん、
身已に私に非ず、命は光陰に移されて暫くも停め難し、
紅顔いずくへか去りにし、尋ねんとするに蹤跡(しょうせき)なし、
熟観ずる所に往事の再び逢うべからざる多し、・・・」
こういうお言葉を声に出して読んできました。
お経本には、ちゃんと漢字に振り仮名がついており、
はじめての人にも読めるようになっておりました。