和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

イメージ操作の露骨。

2008-09-24 | Weblog
産経新聞に週一回連載の花田紀凱(かずよし)「週刊誌ウォッチング」があります。その9月13日でした。こうはじまります。

「黒バックに麻生太郎氏の顔のドアップ。
その顔もニコヤカな笑顔ではなく、誰が見ても怖い表情。
『AERA』(9月15日増大号)と
『週刊朝日』(9月19日号)の表紙、
まるで事前に相談でもしたかのようにそっくりだ。
でタイトルがどーんと
『自民党壊れる』(AERA)、
『総裁選の茶番』(朝日)。
ちょっと露骨過ぎるイメージ操作では・・・・」


電車などの週刊誌広告に、これらが花盛り。見ようとせずに見てしまう。
こういう場合、新聞でも、週刊誌広告を見せられてはたまりません。
ですから、私は朝日新聞を購読しません。
なんせ、私は広告に弱い。新聞記事よりも、写真に目が行くほうですから
AERAと週刊朝日の、広告を見るだけで、コロッとイメージ操作に乗っかっちゃうタイプが私。
こういう場合は自己防衛のためにも、他紙を購読して免疫をつくっておかなければなりません。

そして朝日新聞系列の記者は、
大臣への、総理への質問に、まずこう語ります
「自民党壊れるとか、総裁選が茶番劇だと、よく耳にしますが。そして私もそう思うのですが・・・」という切り口で、その方面の質問を浴びせます。
もう広告によるイメージ操作は完了しておりますから、あとは新聞記者が、それを繰り返してゆけば相乗効果はバツグンです。

あとは、この効果に染まっている方を、捕まえて街頭質問し、テレビで放映すれば誘導尋問より簡単に、さらなる相乗効果を生み出せます。

日本では、こういうイメージ効果に相対するのに、口頭戦闘はゆるされておりませんので、自主防衛のみで対処しなければなりません。イメージ効果の垂れ流しに、どのように各自が自己防衛策をとりうるのか。防災訓練のようにして、対処法をわかりやすく示したハウツウ本が今こそ必要な時なのですが、その時期は、とっくに来ていると思うわけです。

私がまず一番にした簡単・単純な方法、
それは、朝日新聞を購読しないこと。
どうです。単純でしょ。
「僕の苦しみは単純なものだ」とは、詩の一行。
コメント
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