たまっちゃった古新聞を整理。
そしたら、読売新聞2008年8月31日の「顔」欄に
多田富男さんが紹介されておりました。
第七回小林秀雄賞に決まった。とあります。
「国際的な免疫学者は7年前に脳梗塞で倒れ、声と右半身の自由を失う」
その人が
「小林秀雄は僕の美学体験の原点。本当にうれしい。光栄です」
とよろこびの声をキーボードで打った言葉が音声変換されるトーキングマシンで発したのだそうです。
選考委員の橋本治氏は
「文章を書くには、思考の持続力が必要だと教えられた」と絶賛したそうで、受賞作は「寡黙なる巨人」(集英社)。
なんともジーンとくるのは、次でした。
「『妻が命綱』との言葉に内科医の夫人が
『暴君だった人が優しくなり、家族が一体になれた。
文章で闘う姿勢を尊敬しています』と応じる・・・」
私の新聞紙切抜きは、
簡単単純で、一ページまるまる手で切り取り。
読みたい箇所を折り紙よろしく折畳むだけ。
鋏なんかめんどう。
でも、せっかくとっといても、どこにあったか
発見できなくなるのが難点。
なにやら自己満足のために保存しているだけ。
そして、たまにとっといて良かったと思うことがあれば
ニヤリ。
というわけで、保存しても、
何がどこにあるかもわからずに、
ゆくゆくは棄てることになります。
そしたら、読売新聞2008年8月31日の「顔」欄に
多田富男さんが紹介されておりました。
第七回小林秀雄賞に決まった。とあります。
「国際的な免疫学者は7年前に脳梗塞で倒れ、声と右半身の自由を失う」
その人が
「小林秀雄は僕の美学体験の原点。本当にうれしい。光栄です」
とよろこびの声をキーボードで打った言葉が音声変換されるトーキングマシンで発したのだそうです。
選考委員の橋本治氏は
「文章を書くには、思考の持続力が必要だと教えられた」と絶賛したそうで、受賞作は「寡黙なる巨人」(集英社)。
なんともジーンとくるのは、次でした。
「『妻が命綱』との言葉に内科医の夫人が
『暴君だった人が優しくなり、家族が一体になれた。
文章で闘う姿勢を尊敬しています』と応じる・・・」
私の新聞紙切抜きは、
簡単単純で、一ページまるまる手で切り取り。
読みたい箇所を折り紙よろしく折畳むだけ。
鋏なんかめんどう。
でも、せっかくとっといても、どこにあったか
発見できなくなるのが難点。
なにやら自己満足のために保存しているだけ。
そして、たまにとっといて良かったと思うことがあれば
ニヤリ。
というわけで、保存しても、
何がどこにあるかもわからずに、
ゆくゆくは棄てることになります。