「詞花集」をお送りした方から、はがきが届きました。
うれしいなあ(返事は四人目。はがきは二人目)。
「・・面白く読ませて頂きました。読書の範囲が広く、しかもそれが輪のようにつながって次々に展開して行く様子、発想が独得です。・・・・私が昔関わりを持った人の言葉や作品の名が出て来たりして驚き、また懐かしく思いました。・・・・」
詩を語るのに詩を書かれる方へ、お送りしたのがよかったのかもしれません。
おかげで、返事がもらえました。うれしいなあ。
渡部昇一著「国民の見識」(到知出版社)読了。
マイケル・ディルダ 高橋知子訳「本から引き出された本」(早川書房)が
今日届く。日めくりカレンダーの貴重な格言が、テーマごとにならんでいるような、なんとも楽しくなる一冊。うん。ちょっとたとえが悪いなあ。こういうときは引用するにかぎりますね。
では
「人間としての成熟 ―― それは子供のころ、遊んでいたときに見せた真剣さをふたたび得たことをいう。(フリードリヒ・ニーチェ)」(p54)
「『いい本』を押しつけるのはやめよう。学校で読むように言われた本が、どれほどつまらなかったか憶えているだろうか。ニューベリー賞やコレッタ・スコット・キング賞を受賞したというだけで、子供に無理やり読ませることほど、小説のおもしろさを損なうことはない。ロアルド・ダールが適確なことを言っている――子供向けの本でほんとうに大切なのは、『読書は非常に楽しいものだと子供に思わせる』くらいおもしろいことだ。」(p123)
「芸術の目的は瞬間的なアドレナリンの放出ではなく、驚嘆と静寂の精神状態を生涯かけて構築することである。 (グレン・グールド)」(p154)
「詩に完成はない、断念あるのみだ。 (ポール・ヴァレリー)」(p156)
「真の批評が追求するのは、証明ではなく指摘である。 (E・R・クルツィウス)」(p157)
「・・・実のところ、現代の詩を楽しむいちばんの方法は、雑誌を拾い読みしたり、ニュース報道を聞いたり、会話を立ち聞きしたりしているつもりで読むことだ。大げさに考える必要はない。言葉なり内容なりを、ただ楽しめばいいのだ。批評家のマーヴィン・マドリックはこう言っている。『理解するために読むのではない。楽しみのために読むのだ。理解は楽しみの産物である』。すべての詩を読んだあとで、強く印象に残った詩に戻り、何度でもじっくりと味わうといい。」(p188)
ついつい詩についての引用になりました。
うん。はがきの返事をいただいたときに、
「面白く読ませて頂きました」とあったのが嬉しかった。
今日は午後から雨。午後6時から話し合い。
意思疎通は難しく、言葉はぶっきら棒に口からでてくる。
めげることは多いのですが、
返事のはがきを思うと嬉しさが戻ります。
うれしいなあ(返事は四人目。はがきは二人目)。
「・・面白く読ませて頂きました。読書の範囲が広く、しかもそれが輪のようにつながって次々に展開して行く様子、発想が独得です。・・・・私が昔関わりを持った人の言葉や作品の名が出て来たりして驚き、また懐かしく思いました。・・・・」
詩を語るのに詩を書かれる方へ、お送りしたのがよかったのかもしれません。
おかげで、返事がもらえました。うれしいなあ。
渡部昇一著「国民の見識」(到知出版社)読了。
マイケル・ディルダ 高橋知子訳「本から引き出された本」(早川書房)が
今日届く。日めくりカレンダーの貴重な格言が、テーマごとにならんでいるような、なんとも楽しくなる一冊。うん。ちょっとたとえが悪いなあ。こういうときは引用するにかぎりますね。
では
「人間としての成熟 ―― それは子供のころ、遊んでいたときに見せた真剣さをふたたび得たことをいう。(フリードリヒ・ニーチェ)」(p54)
「『いい本』を押しつけるのはやめよう。学校で読むように言われた本が、どれほどつまらなかったか憶えているだろうか。ニューベリー賞やコレッタ・スコット・キング賞を受賞したというだけで、子供に無理やり読ませることほど、小説のおもしろさを損なうことはない。ロアルド・ダールが適確なことを言っている――子供向けの本でほんとうに大切なのは、『読書は非常に楽しいものだと子供に思わせる』くらいおもしろいことだ。」(p123)
「芸術の目的は瞬間的なアドレナリンの放出ではなく、驚嘆と静寂の精神状態を生涯かけて構築することである。 (グレン・グールド)」(p154)
「詩に完成はない、断念あるのみだ。 (ポール・ヴァレリー)」(p156)
「真の批評が追求するのは、証明ではなく指摘である。 (E・R・クルツィウス)」(p157)
「・・・実のところ、現代の詩を楽しむいちばんの方法は、雑誌を拾い読みしたり、ニュース報道を聞いたり、会話を立ち聞きしたりしているつもりで読むことだ。大げさに考える必要はない。言葉なり内容なりを、ただ楽しめばいいのだ。批評家のマーヴィン・マドリックはこう言っている。『理解するために読むのではない。楽しみのために読むのだ。理解は楽しみの産物である』。すべての詩を読んだあとで、強く印象に残った詩に戻り、何度でもじっくりと味わうといい。」(p188)
ついつい詩についての引用になりました。
うん。はがきの返事をいただいたときに、
「面白く読ませて頂きました」とあったのが嬉しかった。
今日は午後から雨。午後6時から話し合い。
意思疎通は難しく、言葉はぶっきら棒に口からでてくる。
めげることは多いのですが、
返事のはがきを思うと嬉しさが戻ります。