和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

安倍の出番。

2012-09-27 | 短文紹介
雑誌「WILL」は年間購読しているので、
ポストへと届きます。
11月号が届いたのは、
自民党総裁選の前でした。

そこに連載されている蒟蒻問答という
堤尭・久保絋之の連載対談は、第78回目。
そして、今回は第一部と第二部とにわかれています。

その第二部の対談が面白いなあ。
最後の方を引用してみます。

堤】 俺は人間を見る時、短所より長所を見る。その比較考量だ。久保ちゃんだって短所だらけだ。でも長所を見るから、こうして対談が続いている。そうでなきゃ、とっくの昔にサヨナラだ(笑)。安倍晋三も欠点・短所はある。だけど、繰り返すけど、一年足らずでやった仕事を見てくれ。いずれも、これからの日本に必要なことだ。加えて、彼の政治的な反射神経を俺は評価する。・・・・

自民党総裁選については

堤】 でも、他の四人に比べれば、やっぱり安倍がいいでしょう?
久保】 それは当然ですよ。前から言っているように、安倍が一番です。
堤】 問題点は多々ある。でも、ここは安倍の出番でいくべきだ、と。
久保】 そりゃそうです。むしろ、いま出なければ男じゃない。
堤】 それをもっと大きな声で、先に言わんかい!(笑)。

このあとに久保さんは「日本の最大の危機は、危機を危機として自覚できないことですよ。」決めセリフ。
これが対談のおわりの方なのでした。
この第二部対談は、ぜひお読みください(笑)。

自民党総裁選をテレビで見ていたら、民放のコメンテーター各氏が、そろって、どちらでしょうねえ。ああかもしれず、でもこうかもしれず。と二人での総裁選でも口をにごしてながらお喋りをしていたのでした。うん。第二部の対談は、溜飲を下げる。ありがたかった。
コメント
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