和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

まどさん・まどさん。

2014-03-02 | 詩歌
ちょうど、
本棚の整理をしていたので、
さがす手間もなく、
まど・みちおの本のありか
が見てとれる(笑)。

ということで、
「まどさん」の本。
よくひらいたのはというと、

かど創房「風景詩集」装幀画まど・みちお
童心社「おならは えらい」絵:スズキコージ
そして、
小学校の音読集・光文書院1~6
 この監修が、まど・みちお、瀬川栄志。
 これは、各学年ごとに編集されてる。
 うん。この音読集が私のお気に入り。


理論社「まど・みちお全詩集」の出版された時、
朝日新聞の昭和56年8月1日に掲載された
まど・みちおの詩「はっとする」が
載っていないので、出版社に
手紙を書いたのですが、返事がなかったなあ。

ということで、
詩「はっとする」を引用。

  はっとする

道を歩いてはっとする
立札の「ここにゴミを捨てるな」に

電車に乗っていてはっとする
週刊誌の吊広告の「拾った大金ねこばば」に

家にねころんでいてはっとする
回ってきた回覧の「下着泥棒にご注意!」に

国語辞典をめくっていてはっとする
目にとびこんできた一語「出歯亀」に

夕刊をひろげていてはっとする
三面の「模範教師高山植物を盗む」に

はっとして ほっとする
やれやれ俺のことではなかったのかと



この新聞掲載の詩「はっとする」には、
その上に、李禹煥の絵がありました。

う~ん。
詩集「てんぷらぴりぴり」は
どこに紛れたか、見つからない(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする