昨年発売された
「日本を嵌める人々」(PHP)を
今頃になって、新刊書店で購入。
3名の鼎談形式での一冊。
最後に、「鼎談を終えて」として
渡部昇一氏がはじめに書いておりました。
そこを引用。その文の終りには
「平成25年8月の酷暑の日に」とあります。
文のはじまりは、
「今年(平成25年)の夏、日本は二つの国難に
襲われた感じがある。その一つは慰安婦問題であり、
もう一つは南京問題である。そしてこの二つの国難
は、二つとも『朝日新聞』の記者に発し、
『朝日新聞』の大きな記事によって世界に流れ、
それが世界からの批判になったものである。
これは偶然というものではなかろう。
『朝日新聞』には、虚偽の話を大々的に報道して
『日本を嵌(は)める』ことを社是としている
としか思われないところがあるからだ。・・・」
今年(平成26年)の夏。
朝日新聞の2014年8月5日に
「読者のみなさまへ」で
「吉田(清治)氏が済州島で慰安婦を強制連行
したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消し
ます。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。
・ ・・」
と書きました。記事の取り消し。
その日の一面の朝日新聞は
杉浦信之(編集担当)の署名記事で
「慰安婦問題の本質 直視を」という見出し。
杉浦信之氏の一面での文のはじめに、
「元慰安婦の記事を書いた元朝日新聞記者が
名指しで中傷される事態になっています。
読者の皆様からは『本当か』『なぜ反論しない』
と問い合わせが寄せられるようになりました。」
というのでした。
読者の皆様あっての
朝日新聞です。
なんだろうと、17ページをひらけば、
こちらは、記事の取り消しではなくて、
元朝日新聞記者の植村隆氏の擁護でした。
「読者のみなさまへ」に
「植村氏の記事には、意図的な事実のねじ曲げ
などはありません。91年8月の記事の取材の
きっかけは、当時のソウル支局長からの
情報提供でした。義母との親戚関係を利用
して特別な情報を得たことはありませんでした。」
うん。この『本質 直視』が何なのか?
という問いは、また購読者に投げ返された
わけなのでした。
『嵌められた』記事に疎い私は、
朝日新聞8月5日の記事を保存し、
忘れたら、またひらくことに。
「日本を嵌める人々」(PHP)を
今頃になって、新刊書店で購入。
3名の鼎談形式での一冊。
最後に、「鼎談を終えて」として
渡部昇一氏がはじめに書いておりました。
そこを引用。その文の終りには
「平成25年8月の酷暑の日に」とあります。
文のはじまりは、
「今年(平成25年)の夏、日本は二つの国難に
襲われた感じがある。その一つは慰安婦問題であり、
もう一つは南京問題である。そしてこの二つの国難
は、二つとも『朝日新聞』の記者に発し、
『朝日新聞』の大きな記事によって世界に流れ、
それが世界からの批判になったものである。
これは偶然というものではなかろう。
『朝日新聞』には、虚偽の話を大々的に報道して
『日本を嵌(は)める』ことを社是としている
としか思われないところがあるからだ。・・・」
今年(平成26年)の夏。
朝日新聞の2014年8月5日に
「読者のみなさまへ」で
「吉田(清治)氏が済州島で慰安婦を強制連行
したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消し
ます。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。
・ ・・」
と書きました。記事の取り消し。
その日の一面の朝日新聞は
杉浦信之(編集担当)の署名記事で
「慰安婦問題の本質 直視を」という見出し。
杉浦信之氏の一面での文のはじめに、
「元慰安婦の記事を書いた元朝日新聞記者が
名指しで中傷される事態になっています。
読者の皆様からは『本当か』『なぜ反論しない』
と問い合わせが寄せられるようになりました。」
というのでした。
読者の皆様あっての
朝日新聞です。
なんだろうと、17ページをひらけば、
こちらは、記事の取り消しではなくて、
元朝日新聞記者の植村隆氏の擁護でした。
「読者のみなさまへ」に
「植村氏の記事には、意図的な事実のねじ曲げ
などはありません。91年8月の記事の取材の
きっかけは、当時のソウル支局長からの
情報提供でした。義母との親戚関係を利用
して特別な情報を得たことはありませんでした。」
うん。この『本質 直視』が何なのか?
という問いは、また購読者に投げ返された
わけなのでした。
『嵌められた』記事に疎い私は、
朝日新聞8月5日の記事を保存し、
忘れたら、またひらくことに。