週刊誌で気になったので、
宝島社「日本人を脅かす中国毒食品」を
購入して読み始める。
「・・7年、週刊文春の記事(椎名玲著)が指摘」(p109)
とあり、同じ椎名玲氏が、この本にも筆者として
登場しておりました。この本自体は
「本書は2013年6月に小社より刊行した
別冊宝島2013『完全対策マニュアル付き!
忍びよる中国汚染食材・食品』を
増補・改定したものです。」(p222)
とあります。
週刊誌の指摘だけでは、ピンとこなかった
ので、単行本で読んでみることに。
第3章「危険な30品目」対策マニュアル
から引用していきます。
まずは、記事になっているところから、
キャベツ
「2011年2月2日、ロシア北東部最大の港・マガダン港に荷上げされたキャベツなどの中国産野菜約140トンから猛毒の残留農薬が検出されて国際的な大ニュースとなった。」(p90)
ソーセージ
「2013年3月、上海市内を流れる黄浦江に大量の豚の死骸が浮かんでいるのが発見され、大きく報じられた。中国では、これまでも05年くらいから『豚繁殖・呼吸障害症候群』(PRRS)というウイルスが流行し、豚が次々と死んでいる。07年には、なんと2000万頭が感染したと言われている。」(p92)
次の頁には
「実際には中国産ソーセージは多く輸入されている。13年の日本のソーセージ総輸入量は約4万7700トン。輸入国としては1位が中国、2位がアメリカ、3位がタイと続く。・・
本来ならば、危険性の高い国からの畜産物の輸入は禁止されるべきである。しかし、日本の現行の法律では、加熱処理したものに限っては輸入が認められているのだ。また、中国産ソーセージには、肉自体の危険性に加え、毒性の強い成長促進剤クレンブテロールや亜硝酸塩などの有害物質が使われている可能性も高い。・・・家庭の食卓には極力載せないほうが懸命と言えそうだ。」(p93)
ふっ~。こうして続くのでした。
列挙は、このくらいにして、
あとは読んでください。
もうひとつだけ
先頃話題になっていた鶏の箇所を引用。
鶏肉の箇所。
「2013年1月に飛び込んできた。河南省の大手食肉加工会社・大用集団が死んだ鶏を長期にわたってケンタッキーフライドチキン(中国KFC)やマクドナルドなどに大量に供給していたことが明らかになったのだ。・・・日本国内のマクドナルドのチキンメニューにも中国産は使われていた。前記以外にも中国産鶏肉には、病気を防ぐための抗生物質乱用と、飼育期間を短くするためのホルモン剤やビタミン剤の過剰使用などさまざまな問題をはらんでいる。・・・・
中国では、ホルモン剤の影響で乳房が大きくなった幼稚園児などがニュースになったこともあり、鶏肉離れが進んでいる。これを知らずに食べているのは日本人だけかもしれない。」(p103~104)
そのあとに「危険度がぐっと低下除毒テクニック」という3行がついていて、そこには
「中国産の鶏肉加工食品は避けるしかない。・・・表示に原産国名が記載されていない加工食品は購入しないのが最良の方法だろう。」
一冊読むと滅入って来ますが、
書き方は良心的に書かれているので、
読んでいて伝わるものがあります。
曖昧ななかにも、分かっている箇所は
きちんと提示しようという意気込みが
伝わってきます。
こういうのも、読まなければ、
知らなかったことばかり。
断片的な新聞記事を
まとめて食卓にひろげたような
情報量となっております。
宝島社「日本人を脅かす中国毒食品」を
購入して読み始める。
「・・7年、週刊文春の記事(椎名玲著)が指摘」(p109)
とあり、同じ椎名玲氏が、この本にも筆者として
登場しておりました。この本自体は
「本書は2013年6月に小社より刊行した
別冊宝島2013『完全対策マニュアル付き!
忍びよる中国汚染食材・食品』を
増補・改定したものです。」(p222)
とあります。
週刊誌の指摘だけでは、ピンとこなかった
ので、単行本で読んでみることに。
第3章「危険な30品目」対策マニュアル
から引用していきます。
まずは、記事になっているところから、
キャベツ
「2011年2月2日、ロシア北東部最大の港・マガダン港に荷上げされたキャベツなどの中国産野菜約140トンから猛毒の残留農薬が検出されて国際的な大ニュースとなった。」(p90)
ソーセージ
「2013年3月、上海市内を流れる黄浦江に大量の豚の死骸が浮かんでいるのが発見され、大きく報じられた。中国では、これまでも05年くらいから『豚繁殖・呼吸障害症候群』(PRRS)というウイルスが流行し、豚が次々と死んでいる。07年には、なんと2000万頭が感染したと言われている。」(p92)
次の頁には
「実際には中国産ソーセージは多く輸入されている。13年の日本のソーセージ総輸入量は約4万7700トン。輸入国としては1位が中国、2位がアメリカ、3位がタイと続く。・・
本来ならば、危険性の高い国からの畜産物の輸入は禁止されるべきである。しかし、日本の現行の法律では、加熱処理したものに限っては輸入が認められているのだ。また、中国産ソーセージには、肉自体の危険性に加え、毒性の強い成長促進剤クレンブテロールや亜硝酸塩などの有害物質が使われている可能性も高い。・・・家庭の食卓には極力載せないほうが懸命と言えそうだ。」(p93)
ふっ~。こうして続くのでした。
列挙は、このくらいにして、
あとは読んでください。
もうひとつだけ
先頃話題になっていた鶏の箇所を引用。
鶏肉の箇所。
「2013年1月に飛び込んできた。河南省の大手食肉加工会社・大用集団が死んだ鶏を長期にわたってケンタッキーフライドチキン(中国KFC)やマクドナルドなどに大量に供給していたことが明らかになったのだ。・・・日本国内のマクドナルドのチキンメニューにも中国産は使われていた。前記以外にも中国産鶏肉には、病気を防ぐための抗生物質乱用と、飼育期間を短くするためのホルモン剤やビタミン剤の過剰使用などさまざまな問題をはらんでいる。・・・・
中国では、ホルモン剤の影響で乳房が大きくなった幼稚園児などがニュースになったこともあり、鶏肉離れが進んでいる。これを知らずに食べているのは日本人だけかもしれない。」(p103~104)
そのあとに「危険度がぐっと低下除毒テクニック」という3行がついていて、そこには
「中国産の鶏肉加工食品は避けるしかない。・・・表示に原産国名が記載されていない加工食品は購入しないのが最良の方法だろう。」
一冊読むと滅入って来ますが、
書き方は良心的に書かれているので、
読んでいて伝わるものがあります。
曖昧ななかにも、分かっている箇所は
きちんと提示しようという意気込みが
伝わってきます。
こういうのも、読まなければ、
知らなかったことばかり。
断片的な新聞記事を
まとめて食卓にひろげたような
情報量となっております。