和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

朝日をやめました。

2014-08-07 | 朝日新聞
新潮新書の平川祐弘著
「日本人に生れて、まあよかった」。
この書評を石井英夫氏が
WILL8月号の「今月のこの一冊」に
載せたのでした。そこにはこんな箇所

「小気味良いことこのうえない。
それはそうだ。もともと
『竹山道雄と昭和の時代』や
『和魂洋才の系譜』などで、
戦後民主主義を一刀両断にしてきた
硬骨の比較文化史家だった。
その著者は、
『どういう新聞を読むかによって、
人間は出世もするし失敗もする』
と言う。」(p135)

つづきは、WILL9月号
石井英夫氏が
「私はコレで朝日をやめました」
という4頁の文。

「八月号でとりあげた平川祐弘氏著
『日本人に生まれて、まあよかった』の
なかに、『朝日新聞を定期購読でお読みに
なっている皆様へ』という一章があった。
『日本をミスリードしつづけている朝日なんぞ
とってはいけない』という警告だった。
・・・・・ところで、九月号の書評の
原稿を編集部のK嬢に送った際、ふと
『ついに腹にすえかねた。おれ六月で
朝日やめたよ』ともらした。・・・
K嬢は・・編集長に伝えたらしい。
即座に電話がかかってきて、
『ソレ、書いて下さい』という
次第になったのである。」(p84~85)


つぎは、今日の産経新聞一面コラム。
こうはじまります。

「大先輩の石井英夫さんが
月刊誌『WILL』9月号に寄稿している。
・・産経新聞記者時代の石井さんにとって、
朝日新聞は、『仰ぎみる高峰』だった。
記事に偏向と増長が目立つようになってからも、
購読は続けてきた。ところが6月末のある日、
カッと頭に血が上って、決別するまでの
いきさつがつづられている。・・・」

「朝日が2日にわたって、自らの
慰安婦報道を検証した特集記事でも、
識者、有名人を総動員する、得意の手法が
使われていた。きのうの紙面では、現代史家
の秦郁彦さんをのぞく4氏が、朝日の慰安婦
報道にエールを送っていた。」

産経抄の最後も引用

「何より、朝日の報道が、韓国の反日世論に
火をつけ、国際社会で日本を貶めようとする
勢力に利用されてきた事実を、
いまだに認めようとしない。
『慰安婦問題の本質 直視を』。
検証記事に付いた見出しは、本質を
直視しているのは朝日だけと、言わんばかり。
上から目線の報道姿勢も変らない。」

あれ、産経抄を半分も引用してしまった(笑)。

朝日新聞の定期購読をやめる。
すると、雑誌に載り、コラムに載る。
朝日新聞の定期購読をやめるのは、
今です。そうすれば、
「上から目線の報道姿勢」が
変るかもしれない。
変るかどうか。
定期購読者が決められる。
うん。ここに『自由の選択』があり、
報道の自由を定期購読者が決める番。
それは、うん、今でしょ。
コメント
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