和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

3月11日産経新聞。

2018-03-11 | 産経新聞
日曜日の書評欄で
朝井まかて著「雲上雲下(うんじょううんげ)」(徳間書房)。
この本を、縄田一男(文芸評論家)が書評しております。

最後の方に

「それにしても作者のオリジナリティーを含めた
説話=物語再生能力は目を見張るほどである。」

そして、書評の最後は

「何と熱くすばらしい一巻であることか。
全読書人必読の一冊といっていい。」


おいおい。小説は読まない私ですが、
「全読書人必読の一冊・・」なんて
こう言ってしまってもいいのですか、
縄田さん。私はこういう書評に弱い。
朝。そそくさと新刊注文(笑)。



オピニオン欄の「新聞に喝!」は、酒井信彦氏。
はじまりは

「ロンドン国際映画制作者祭で、日本人の八木景子監督が
長編ドキュメンタリー部門の最優秀監督賞を受賞した。
受賞の対象となったのは、2015年に制作された
『ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る』。」


「八木監督の受賞については、2月19日朝刊の紙面で
産経新聞と東京新聞が写真入りで比較的大きく報道している。
ただし2つの記事は、その取り上げ方に相違がみられる。」

その相違は、ここではカット(笑)。
次に箇所を引用。

「それどころか、八木監督受賞の記事は、
産経と東京以外の読売、朝日、毎日、日経の
各紙には全く掲載されていない。
日本人が海外で評価されることに関しては、
日本のメディアは熱心に報道するのが常なのに、
これは一体どうしてなのだろうか。」

酒井氏の文の最後は

「日本に対する不当な批判に反論する作業こそ、
現在の日本にとって最も必要である。・・・・
八木監督の受賞を全く無視した新聞各紙に至っては、
本来は自身が行うべき
反論を世界に発信する言論の責務について、
全く無自覚であると言わざるをえない。」


さっそく、産経の古新聞をひっくり返し、
2月19日のを探す。はい。ありました(笑)。



3月11日の国際面には、
ワシントン=加納宏幸氏による記事。

「ブッシュ(子)米政権で北朝鮮核問題をめぐる
6カ国協議の次席代表を務めた朝鮮半島問題の専門家、
ビクター・チャ氏は9日、ニューヨーク・タイムズ紙
(電子版)に寄稿し、トランプ大統領と北朝鮮の
金正恩朝鮮労働党委員長による会談に関し
 ・・・・
北朝鮮との交渉に関わった経緯から、チャ氏は
『北朝鮮の体制はただで何かを手放すことはしない』
とし、非核化の見返りを要求してくると断言した。」

最後はというと、

「『首脳級の交渉が失敗すれば、他の外交手段はなくなる』
と指摘した。」



3月11日の産経新聞一面左には
「森友文書 書き換え認める」という見出し。
小見出しは「交渉経緯削除 財務省あす報告」。


ここを引用

「共同通信によると、
書き換えがあったのは、平成28年6月に森友側と国有地の
売買契約を結ぶ際の決裁文書に添付した調書など。

当初の文書に記載されていた
交渉経緯や『特殊性』といった文言が、
国会議員らに昨年開示された文書からは削除されていた。」











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