和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

羅針盤としての新聞。

2018-03-28 | 産経新聞
今日の産経新聞(3月28日)を読む楽しみ。

まずは、産経抄から

「安倍晋三首相の昭恵夫人が、学校法人『森友学園』の
小学校の名誉校長を一時務めていたことは事実である。
もっとも、森友学園への国有地売却や財務省の文書改竄への
関わりを示す証拠は今のところ見つかっていない。
夫人の言葉とされるのも伝聞情報である。
にもかかわらず、野党は問題の『キーマン』として、
昭恵夫人の証人喚問を要求している。
『アッキー』と呼んでその奔放な言動をもてはやしてきた、
一部メディアも同調する。
昭恵夫人に答えられない質問を浴びせて、
何が得られるというのだろう。
昨日丸1日かけて行われた佐川宣寿前国税庁長官の
証人喚問でも、何一つ新事実は出てこなかった。」

産経抄の最後は

「いつまで国会で茶番劇が続くのか。」


3ページ目の総合面からも引用。

「立憲民主、希望、民進など6野党の議員は23日と26日、
大阪拘置所(大阪市)に出向き、学校法人『森友学園』の
前理事長、籠池泰典被告=詐欺罪などで起訴=と接見した。
喚問を前に追及の材料になる証言を得ようという狙いだった。
・・・・・
接見後に議員がテレビカメラの前でやり取りを紹介する様子は
『籠池被告とタッグを組む野党』という負のイメージを流布し、
追及の矛先を確実に鈍らせた。
『嘘はアカン』。籠池被告のこんな発言を笑顔で披露した
社民党の福島瑞穂副党首に至っては、
もはやブラックジョークだ。
それでも、接見の成果を証人喚問に生かすことができれば
まだ救いはあった。・・・」

産経抄も、総合面も全文引用したいのは
やまやまですが、このくらいにして、
5ページにある編集委員田村秀男氏の文から引用。

「・・・・・・
佐川氏の証言にただちに反応したのは株式市場である。
官邸からの改竄指示なしが伝わると、海外の投資家が
日本株買いに動いた。市場はアベノミクスの成否が
首相の影響力次第だとみているわけである。」

うん。田村氏の文の最後も引用。

「森友問題関与を執拗に報じてきたメディアによって
悪化した首相のイメージ回復が遅れると、
アベノミクスの信頼度に響き、脱デフレが遠のく、
首相の支持率に敏感な市場は円高、株安に振れ、
回復する日本経済に逆流が渦巻きかねない。

財務官僚の緊縮財政路線と
改竄構造をただそうとする首相に、
その財務省自作の文書改竄関与疑惑ありと、
野党やメディアが今後も騒ぎ立てるのは
何とも無責任だ。
経済再生をもみくちゃにされて、
将来を奪われるのは若者ら国民だ。」


時代を判断しようとする羅針盤に、
わたしは、産経新聞を選びました。
あなたは、何新聞を羅針盤に選びましたか?


コメント
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