和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

英文科と園芸科。

2023-01-07 | 他生の縁
平川祐弘の「英語塾と予備校の過去と現在」と題する文。
産経新聞のオピニオン(2022年12月27日)のなかに

気になる箇所があるのでした。

「 河井道(1877~1953)が米国留学から帰国して、
  50過ぎで創立したキリスト教主義の英語塾だが、
  後に女子農業専門学校として寮生活をさせた。 」

「 娘は神奈川県伊勢原市にあった園芸科の寮で暮らし
  ・・・・惜しいことに園芸科は廃止された。   」

ここに、英語塾と女子農業専門学校とあり、
伊勢原市にあった園芸科ともあるのでした。

ネット検索で、その園芸科の推移がうかがえます。

1943年 高等部に園芸科を増設。

1945年 恵泉女子農芸専門学校設置認可
1947年 名称を恵泉女学園専門学校と変更し、
    農芸科及び英文科設置
     ・・・
1950年 短期大学 英文科、園芸科開学
1965年 短期大学園芸生活科 伊勢原へ移転
1986年 短期大学英文科   多摩に移転

2005年 恵泉女学園園芸短期大学を廃止

 はい。これで園芸科とは縁が切れたのかと思いきや

『 2013年 大学人間社会部 社会園芸学科開設 』とあるのでした。


なんだか。英文科と園芸科という取り合わせが気になりまして、
もうすこし河井道を辿ってみたくなります。

ということで、古本で注文したのが

 河井道著「わたしのランターン」(恵泉女学園・2011年翻訳)
 河井道著「『恵泉』巻頭言集」(恵泉女学園・1999年)

英文科は度外視して、私には園芸科が気になります。
はい。英文科と園芸科との結びつきも気になります。
それに焦点があえば、輪郭がはっきりしてくるかも。
はい。なんだか楽しみ。河井道と園芸科のつながり。



コメント (2)
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