山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ミゾコウジュの群落は刈り払われていた 甲府市下積翠寺町  令和4年5月18日

2022年05月22日 | 里に咲く花
 5月初旬に自宅の近くで見つけたミゾコウジュの群落がそろそろ見ごろになっているのではないかと思う。しかし、嫌な予感がしていた。確かその場所は昨年も見ているはずだが何も生えていなかったはずである。おそらくは草刈りが行われて刈り払われていたのではないだろうか?ひょっとしたら今年も・・・という思いを抱きつつ、見に行ってみる。


    川の中に咲いているクレソンはだいぶ背丈が伸びて大きくなっていた。


    オヘビイチゴもだいぶ背丈が高くなっている。


    この大きさになると、確かにタガラシとの区別が分かりずらくなってくる。


    葉の形がはっきりしないが、たぶんタビラコ


    ユウゲショウは痛んだ花が多いが、2週間前に比べると数が増えている。


    ミゾコウジュが群生していた場所に行ってみると・・・悪い予感が的中してしまった。刈り払われて何も残っていない。


    わずかに数本だけ倒れたミゾコウジュが残っていただけである。


    たくさん咲いているところを期待していただけにガッカリである。


    刈られていない草地を探してみると、数本まともなものが残っていた。


    満開のミゾコウジュの花


    これは普通のクサフジだと思う。


    先日山梨市の万力公園近傍でナヨクサフジらしきものを見てからクサフジとの区別が分からなくなってきた。普通のクサフジを見に行ってみる。


    ちょっとした草地ならばどこにでも生えているクサフジ。雑草であるが、これだけ咲いていると圧巻である。


    花筒の部分を見てみるが、先日見てきたナヨクサフジらしきものとあまり変わらないようにも思えてくる。良く観察して再検討する必要がありそうだ。


    畑の中に生えていたこの葉が細いキクの仲間は何?


    図鑑で調べるとシカギクという花に似ているがこれは北海道に分布している種である。ネットで調べてみるとこれはカミツレというキクの仲間らしい。カモミール茶の原料になる。

 予定では尾白川渓谷あたりを散策するはずだったのだが、写真の画像整理やブログの更新作業などを行っていたらあっという間に時刻はお昼を過ぎてしまい、自宅近くの花観察で終わってしまった。ミゾコウジュはたいへん残念だった。刈っているご近所の人も知っているのだが、近所付き合いが決して良くは無い私は、なかなか刈るのを止めてくれとは言い辛いところが難点である。

コメント
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