山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

富士南麓を散策  令和5年7月29日

2023年08月05日 | 山に咲く花
 富士北麓の草原散策は午前中で終えて、午後からは富士南麓の樹林帯に移動する。ほとんど山梨県から出ていない私にとってはとても新鮮で山梨県では見ることが出来ない植物をたくさん見せていただいた。


    苔の生えた木に黄色い花が付いている。

    マツノハマンネングサ。ちょうど満開。

    真ん中あたりに何かモシャモシャしたものが付いている。

    スギラン。これはなかなかお目にかかれないシダ。

    苔の生えた木の幹に何かぶら下がっている。


    ツリシュスラン。山梨県では極稀にしか見ることが出来ない。


    ツリシュスランの横顔。もうすぐ咲きそうである。


    こちらの木にはピンク色の花が着生している。


    驚きのヒナチドリ。初めて見る花である。


    ウチョウランをひとまわり大きくしたような感じの美しい花


    さらにこんな珍しいランも見せていただいた。


    ギボウシラン。山梨県には生育していない。


    唇弁に紫色の筋が入る地味に美しいラン


    たくさん花を付けている株もあった。

 1日で富士山北麓と南麓を巡り、見たことが無い貴重な植物をたくさん見て回ってきた。これほど効率良く見られるのは花仲間に恵まれたからこそであり、大満足な1日となった。感謝したい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士北麓の草原を散策  令和5年7月29日

2023年08月05日 | 山に咲く花
 花仲間に案内していただいて富士北麓の草原を散策してきた。数日前に下見をしてくれたようで、広い草原内を効率良く案内していただき、珍しい花をたくさん見ることが出来た。

    オオバギボウシ咲く草原

    本日見たかったのがこの奇怪な花


    ゴマノハグサ。想定していたよりも2~3倍大きな花だった。


    緑色の奇怪な花で、花の形はランに似ている。

    富士山をバックに抜群の位置に咲いていた。


    スズサイコはまだ時期が早いのかなかなか見つからず。時間も遅く花は開いていない。

    きわめて数が少なく見つかるかどうか不安だったがなんとか発見できた。


    マツバニンジン。食害や踏み荒らしでなかなか見ることが出来なくなっている。

    一輪ずつ咲いて午後には散ってしまうので、複数の花が咲いているのはラッキーである。


    バアソブの花はまだ少し早かったようで蕾ばかりである。

    1輪だけ咲いている花を発見。

    花筒の中にまだらに斑点模様を付けるが花筒の外までは付かない。

    久しぶりに出会うこの花

    ムカゴソウ。この花もだいぶ減ったように思う。

    驚きのこの花

    山梨県にこんな花があったとは驚きである。距が上向きに跳ね上がっている。

    マイサギソウ(舞鷺草)とは良い名前を付けたものである。まさにサギが舞っている花。少し訪問時期が遅かった。

 ゴマノハグサだけでなくマイサギソウという貴重なランも案内していただき、大満足の草原散策となった。マツバランは昨年偶然に見つけた場所を探してみて今年もなんとか出会えたが、2本しか見当たらずいつ無くなってもおかしくない状況にある。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする