山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

長坂運動公園近傍の池を散策  令和5年8月8日

2023年08月12日 | 山梨百名山
 大深沢川遊歩道のキツネノカミソリを見てきたが時刻はまだ3時前である。暑くてあまり長距離を歩く気にはなれず、以前から気になっていた北杜市立長坂運動公園の裏側にある池を見に行ってみた。


    市立長坂体育館の前に車を止める。

    その裏側に大きな池がある。米山溜池という名前らしい。


     たくさん浮かんでいるこの水草は?

    ヒシだった。凄い群生である。


    小さな白い花がたくさん咲いていた。


    別の水草も花を咲かせていた。


    おそらくオヒルムシロであろう。水面下には藻が生えているようだが何だか分からない。

    おそらくハナショウブであろう。


    コシロネ?あるいはヒメシロネ?

    葉の幅が狭くて鋸歯が鋭く、ヒメシロネではないかと思う。

 ヒシがこんなにたくさん生育しているとは驚きである。北杜市の池には結構普通にヒシが最生育しているようである。近傍にはもうひとつ池があるので車で移動して散策してみる。

    こちらの池はまだ新しいようである。全周護岸工事が行われていて池のほとりには下りられない。越中久保溜池と言うらしい。

    こちらの池にもヒシが浮いていた。

    別の水草のようなものが見えるが??

    別の場所に生えていたヒシを見てみると、これは水中で伸ばしたヒシの根のようである。

    まだ実は付いていないがこれはオオオナモミであろう。

    オオオナモミの葉

    小型のこの花を見るとヤマゴボウのほうではないかと期待してしまうが・・・

    これは外来種のヨウシュヤマゴボウのほうである。ヤマゴボウを見てみたいがなかなか難しそうである。

 北杜市の池では普通にヒシが見られるようで、新しい池にも生育しているところを見るとこれは誰かが種を蒔いたものかも知れないと思えてくる。


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ユウスゲか?キツネノカミソリか? 大深沢川遊歩道  令和5年8月8日

2023年08月12日 | 山に咲く花
 大深沢川遊歩道には花の名前が書かれた看板が付けられていて花散策するには良い場所である。その中にユウスゲと書かれた看板があるのだが、初夏に訪れた時にそのユウスゲの場所に生えている葉は枯れかけていた。これはユウスゲでは無くて一旦葉が枯れて夏になると花を咲かせるキツネノカミソリのほうではないかとずっと疑問に思っていた。ちょうど韮崎市に出張があったので、足を延ばして午後から訪れてみることにする。


    この川を渡って田んぼの脇にある道を進んで現地に行く。上にあるのは橋では無くて用水路。

    川沿いに咲いていた大株のブッドレア

    ツルボが咲いていた。


    この先が目的の大深沢川遊歩道。階段を昇る。

    間もなく現れたキツネノカミソリ。スイセンの葉だと思っていたのはキツネノカミソリだった。

    遊歩道脇に点々と咲いている。


    葉がたくさんあった場所。やはりキツネノカミソリだった。


    雄しべが花の外に飛び出しており、ここに生えているのはオオキツネノカミソリのようである。

    看板のある場所に到着。


    ユウスゲと書かれているがこれはキツネノカミソリであろう。

    色が濃くて鮮やかな花


    たいした坂ではないのだが、暑くて汗びっしょり、この日はきつく感じた。


    キツネノカミソリの群生地


    もっとたくさん咲いてくれるのを期待していたのだが以外に少なかった。


    花を見てみると雄しべが長くて花弁の外に飛び出しており、オオキツネノカミソリになるのではないかと思う。

 この遊歩道沿いに生育していたのはユウスゲでは無くてキツネノカミソリであった。それなりにたくさん咲く場所であることも分かった。


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