河原の砂地に生育し、ヨモギ、オトコヨモギ、カワラヨモギの根に寄生する1 年生の寄生植物。花茎は高さ10 〜 25㎝、黄褐色でまばらに軟毛が生える。茎の上部に淡紫色の花を密つける。花冠は約 2㎝、白色の軟毛が密生する。花期は 5 ~ 7 月。また、丘陵地の草地に生え、全体に毛が少なく、オトコヨモギに寄生するオカウツボは同一のものとみなされる。
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧ⅠA 類(CR) . 2005年山梨県カテゴリー :絶滅危惧Ⅰ B 類(EN) 2017年環境省カテゴリー: 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
オカウツボ 2023年7月 東部富士五湖地方で撮影
左側に生えているのがオトコヨモギ。丘陵地帯でオトコヨモギに寄生しており、オカウツボになるが、近年ハマウツボと同一種の扱いとなった。
オカウツボの花。茎と花には軟毛が生える。やや訪問時期が遅かった。
花には白色の軟毛が密生する。