コイズミの支持率は、ますます上昇。彼のリーダーシップが、支持率アップの要因だとか。参議院での反対派は、中曽根さんをはじめ雪崩を打って軒並み賛成へ。離党した議員以外は、全員賛成ということに。これで法案の可決は間違いなし。
民主党のなかにも、党首選びのゴタゴタがあれば、自民にくら替えするのを狙っている議員も出そうな雲行き。コイズミは、コイズミ派を結成し、圧倒的多数の派閥の長におさまる。そして、来年の任期満了を見越す。橋本派は壊滅、亀井派も雲散霧消。その他の派閥も・・・。
コイズミ党の一党独裁が始まりそうな気配となった。こうしてコイズミ強力政権は、国民の拍手喝采を浴びながら発足する。マスコミも興奮さめやらぬ様子でおっかけている。
コイズミにこれほどまで勝たせたのには、民主党の責任が大きいことを改めて思う。コイズミが、郵政民営化法案が可決されなければ衆院を解散する、という恫喝路線を、解散はしないと軽視した罪。まさかの衆院解散を、自らの積極攻勢の転機に出来ず、選挙戦に入ると、終始コイズミの後塵を拝し、なすところなく。終わってみれば、大惨敗。あとの党首に、相変わらず小沢の名前が出ているほど、全く世論の動向を見誤っている体たらく。
だいたい「日本をあきらめない」などという、ふぬけたスローガンしか考えつかないところに、岡田さんを支える、真のブレーンは一人もいないことが露呈した。また、結局、まったくの寄せ集め集団(選挙互助組合)に過ぎないこと。このことを有権者から見抜かれたことへの反省がいまだにない。
自民党の古い体質を壊すために飛び出した小沢が、その手法のえげつなさで墓穴を掘った。もうすでに過去の男になった男に、また起死回生を求めるとは。民主党の無思想ぶりが露わになっている。それすらも気づかない幹部連中。所詮、永田町の論理。コイズミが、見事にそうした永田町の論理を、実践的に完膚無きまで叩きのめしたのにもかかわらず。
3分の2以上の巨大政党の出現で、本当にその巨人と戦える真の野党こそが、これからは必要なのではないか、と改めて思う。民主党は解党的出直しを図るしか途はないのだ。
コイズミ手法は必ず行き詰まる。イラク派兵の延長など、もうアメリカ盲従の姿勢がはっきりしてきている。
戦争か平和か。独裁か民主主義か。対米従属かアジア外交か。・・・様々な場面で、政治転換の局面を必ず迎えることになる。小選挙区制は、ちょっとした風の吹き方で、歴史的な逆転も起こるのも事実である。
一歩どころか、何十歩も差をつけられた、政治革新の歩みを放棄してはならない、と思う。小生なりにそのための発言と行動をしていきたい。
民主党のなかにも、党首選びのゴタゴタがあれば、自民にくら替えするのを狙っている議員も出そうな雲行き。コイズミは、コイズミ派を結成し、圧倒的多数の派閥の長におさまる。そして、来年の任期満了を見越す。橋本派は壊滅、亀井派も雲散霧消。その他の派閥も・・・。
コイズミ党の一党独裁が始まりそうな気配となった。こうしてコイズミ強力政権は、国民の拍手喝采を浴びながら発足する。マスコミも興奮さめやらぬ様子でおっかけている。
コイズミにこれほどまで勝たせたのには、民主党の責任が大きいことを改めて思う。コイズミが、郵政民営化法案が可決されなければ衆院を解散する、という恫喝路線を、解散はしないと軽視した罪。まさかの衆院解散を、自らの積極攻勢の転機に出来ず、選挙戦に入ると、終始コイズミの後塵を拝し、なすところなく。終わってみれば、大惨敗。あとの党首に、相変わらず小沢の名前が出ているほど、全く世論の動向を見誤っている体たらく。
だいたい「日本をあきらめない」などという、ふぬけたスローガンしか考えつかないところに、岡田さんを支える、真のブレーンは一人もいないことが露呈した。また、結局、まったくの寄せ集め集団(選挙互助組合)に過ぎないこと。このことを有権者から見抜かれたことへの反省がいまだにない。
自民党の古い体質を壊すために飛び出した小沢が、その手法のえげつなさで墓穴を掘った。もうすでに過去の男になった男に、また起死回生を求めるとは。民主党の無思想ぶりが露わになっている。それすらも気づかない幹部連中。所詮、永田町の論理。コイズミが、見事にそうした永田町の論理を、実践的に完膚無きまで叩きのめしたのにもかかわらず。
3分の2以上の巨大政党の出現で、本当にその巨人と戦える真の野党こそが、これからは必要なのではないか、と改めて思う。民主党は解党的出直しを図るしか途はないのだ。
コイズミ手法は必ず行き詰まる。イラク派兵の延長など、もうアメリカ盲従の姿勢がはっきりしてきている。
戦争か平和か。独裁か民主主義か。対米従属かアジア外交か。・・・様々な場面で、政治転換の局面を必ず迎えることになる。小選挙区制は、ちょっとした風の吹き方で、歴史的な逆転も起こるのも事実である。
一歩どころか、何十歩も差をつけられた、政治革新の歩みを放棄してはならない、と思う。小生なりにそのための発言と行動をしていきたい。