「小谷(こや)橋」。
古いレールを利用した、1932(昭和7)年竣工の3連アーチ橋。
以前の古い親柱が残されています。
この付近は、改修前は大きな蛇行があった場所。流れを直線化したときに架けられた橋。残った蛇行部は現在『水辺公園』になっている。
下流を望む。
続いて「砂山橋」。この橋は四隅の彫刻が四季を表現しています。
※春夏秋冬、すべて産地の異なる御影石を使用。
《春》「なまずうごく」
《夏》「かたつむりひかる」
《秋》「つばめかえる」
《冬》「さるみてる」。
上流を望む。
カルガモの群れ。
「筑波橋」。
「筑波橋」の欄干には十二支の動物やかわいい小人の彫刻があります。
両岸には約500本のソメイヨシノの木が約2.5kmに渡って続く。
次が遠所(えんじょ)橋。
支流の前谷落合流部に架かる「水鳥橋」。
四阿があり、川の流れを眺めながらひと休み。
「前谷落」。
元荒川の流れ。
この付近の古地図のプレートが埋め込まれいる。
その次は「高砂橋」。
親柱は4つとも灯籠をイメージしています。そのひとつには和歌が刻まれていました。
高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 たたずもあらなむ
遠い高山の山頂に桜が咲いているなあ。里山から春の霞がたたないでほしいものだ。美しい桜がかすんでしまわないように。
※百人一首73番・大江匡房 作
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