人工妊娠中絶の国際比較
パワハラやモラハラ、高齢者・障がい者に対する虐待など、仕事柄、「虐待」の事案に多く接する。
とはいえ、対応しているのは、基本的には、法的に事件として認知されているものだけである。
したがって、事件化しないために「虐待」として認知されない事案も世の中には多くあるわけである。
普通に考えると、閉鎖空間内で少人数が生活するという状況が、一番虐待が表に出にくいと思われるので、やはり、家庭内では多くの虐待が発生していると思われる。
中でも、声をあげることも逃げることも出来ない子供や病人、寝たきりの高齢者などが被害者になりやすいと推測される。
表に出ない「虐待」がどれほど発生しているのかを知るのは難しいが、例えば、「人工妊娠中絶の数・率」を指標とするのはどうだろうか?
これは、「生命を持った弱い者への対応」という観点からして、虐待的傾向をはかるよい指標となるのではないかと思うのだ。
そこで、国際比較を見たのだが、(ロシアは別として)スウェーデン、英国やフランスといった、一般には人権意識の高い国々の中絶率が高く、意外な結果であった。
もっとも、数字に出てくるのは「合法」な中絶件数だけなので、非合法なものを含めて検討する必要があるだろう。
結論としては、「指標として適切かどうかは定かではない」といったところか。
パワハラやモラハラ、高齢者・障がい者に対する虐待など、仕事柄、「虐待」の事案に多く接する。
とはいえ、対応しているのは、基本的には、法的に事件として認知されているものだけである。
したがって、事件化しないために「虐待」として認知されない事案も世の中には多くあるわけである。
普通に考えると、閉鎖空間内で少人数が生活するという状況が、一番虐待が表に出にくいと思われるので、やはり、家庭内では多くの虐待が発生していると思われる。
中でも、声をあげることも逃げることも出来ない子供や病人、寝たきりの高齢者などが被害者になりやすいと推測される。
表に出ない「虐待」がどれほど発生しているのかを知るのは難しいが、例えば、「人工妊娠中絶の数・率」を指標とするのはどうだろうか?
これは、「生命を持った弱い者への対応」という観点からして、虐待的傾向をはかるよい指標となるのではないかと思うのだ。
そこで、国際比較を見たのだが、(ロシアは別として)スウェーデン、英国やフランスといった、一般には人権意識の高い国々の中絶率が高く、意外な結果であった。
もっとも、数字に出てくるのは「合法」な中絶件数だけなので、非合法なものを含めて検討する必要があるだろう。
結論としては、「指標として適切かどうかは定かではない」といったところか。