【詳しくわかる】 自民党総裁選2021
先日、ある有名なベテラン弁護士から1枚のはがきが届いた。
自民党員であることを公言しているその弁護士は、今回の総裁選ではA候補を支持するとして、その理由をいくつか挙げていた。
だが、読んでいて気になるくだりがあった。
B候補を支持しない理由として、「(B氏が掲げる政策は)●×党(野党)の政策です」と書いてあったのである。
これを見て、私はちょっと呆れた。
この弁護士は、個別の政策について、「ライバル政党が掲げる政策だから」という理由で否定しているように思われたからである。
「対立当事者の主張は何でもかんでも否定する」という、一部の弁護士(及び検察官)にみられる習慣が沁みついてしまったのだろうか?
私は、この種の言動は、法曹としてあるまじきことだと思う。
基本的な考え方や利害関係が対立する相手であっても、議論を尽くし、言い分に理があれば採用するというのが、政治・法の基本的な作法である。
さらに言えば、私見では、さまざまな主張を取り込む「キャッチ・オール・パーティー」であることこそが自民党の最大の強みだと思うので、例の弁護士は、こうした自民党の強みについても理解していないのではないかと疑われる。
さて、総裁選の結果はどうなりますやら?
先日、ある有名なベテラン弁護士から1枚のはがきが届いた。
自民党員であることを公言しているその弁護士は、今回の総裁選ではA候補を支持するとして、その理由をいくつか挙げていた。
だが、読んでいて気になるくだりがあった。
B候補を支持しない理由として、「(B氏が掲げる政策は)●×党(野党)の政策です」と書いてあったのである。
これを見て、私はちょっと呆れた。
この弁護士は、個別の政策について、「ライバル政党が掲げる政策だから」という理由で否定しているように思われたからである。
「対立当事者の主張は何でもかんでも否定する」という、一部の弁護士(及び検察官)にみられる習慣が沁みついてしまったのだろうか?
私は、この種の言動は、法曹としてあるまじきことだと思う。
基本的な考え方や利害関係が対立する相手であっても、議論を尽くし、言い分に理があれば採用するというのが、政治・法の基本的な作法である。
さらに言えば、私見では、さまざまな主張を取り込む「キャッチ・オール・パーティー」であることこそが自民党の最大の強みだと思うので、例の弁護士は、こうした自民党の強みについても理解していないのではないかと疑われる。
さて、総裁選の結果はどうなりますやら?