Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

辛口の愛情

2021年09月29日 06時30分44秒 | Weblog
① マクドナルド:元天才マック従業員による月見バーガーの辛口レビュー【マクドアンチ】
② 無印良品:【現役店員に聞いた】無印で買わない方がいいものとクレームの多いもの

 清原和博氏があれほど憧れた巨人に入団する前、ある元プロ野球選手が彼にこう助言したそうだ。
 「富士山は遠くから見るから美しいのだ。巨人も、外から見るからよく見えるだけで、中に入るといろいろ醜いところが見えてくるぞ」。
 確かに、清原氏の回想録などを読むと、巨人の負の側面がクローズアップされているように思える。
 こんな風に、ある対象について余りにも強い思い入れを抱いてしまうと、いざそれに接近した時に、かえってアラがよく見えてしまうことがある。
 その一方で、こうしたインサイダーによる辛口批評の中に、小さな本物の愛情がほの見えることもある。
 ①は、元マクドナルド店員のパーカーさんによる「月見バーガー」のレビューで、「辛口」と謳っているものの、言葉の端々に愛情が窺え、かえって良い宣伝になっている。
 これだと、普段マクドナルドで飲食しない私でも、「月見バーガー」を食べてみたいと思うのである。
 ②は、無印良品の愛好家の方による辛口レビューで、店員さんの声を紹介している。
 「糖質10g以下のパン」(12分51秒~)の、「痩せたいけどおいしい物を食べたいというこのワガママな欲望と脂肪をため込んだ『煩悩と脂肪の塊』には、低糖質パンであっても、普通のパンのように『美味しくあってくれ』という淡い期待を抱く傾向がある」、「そんなもん探し回る暇があったら走れ!」、「そんな『脂肪の塊』に現実を突きつけてくれる、そんなパンです」という指摘は秀逸である。
 これも、やはり食べてみたいという気になる商品である。

 
コメント
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