Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

自分の価値

2022年08月02日 06時30分49秒 | Weblog
スワン・マガジン68号
 「日本人は自分に厳しい人が多いけれど、「よくやってる!私はちゃんと頑張っている!」と自分を褒めることも忘れないで欲しい。そしてーー自分の価値は誰にも証明しなくていいーー自分の価値は自分が決めているのだと知ることーー。最終回の、まいあの”気づき”に込めたメッセージーーこれはダンサーに限らず、すべての人に伝えたいメッセージです。
 「若手の中でも菅井さんは踊りだけでなく、テレビのインタビューなどを観ていても、友人と話すように常に自然体で気負いがない感じです。自分を信頼するという心のあり方が感じられます。」(p25~26 有吉京子ロング・インタビュー)

 日本に限らないことだが、若いころは、受験だの就職だの結婚だの商売だの出世だのと、何かにつけてコンペティティヴで、他者の評価が気になるものである。
 こういう環境に染まってしまうと、受験だの就職だの結婚だの商売だの出世だのに失敗し、失意のあげく、自分を失って心の病に陥る人も多い(かく言う私も、就職の際の面接の評価やサラリーマン時代の上司の"勤務評定"を気にしていた時期がなかったわけではない。)。
 だが、冷静に考えれば、自分の価値が、他者によって決められてよいはずがない。
 有吉先生によれば、「自分の価値は自分が決めている」のであり、これに若いうちに気づくことが出来れば、人生においてほぼ悟りを開いたに等しいと思う。
 さらに言えば、自分に「価値」などを付けること自体、自分にとってはまるで意味のないことなのかもしれない。

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 有吉先生が絶賛する菅井円加さんは、厚木市出身ということもあってか、横浜バレエフェスティバルの常連であり、今年も出演して「エスメラルダ」を見事に(楽々と)踊った。
 オペラ座のドロテ・ジルベールもそうだが、「私、ミスしないから。それに、ミスしてもぜんぜん気にしないから。だって、自分のために踊ってるんだもん。」という言葉が聞こえてきそうな、余裕に満ちた振る舞いは素晴らしい。
 こういう若い人を見ると、「日本には明るい未来がある」と思うのである。
 
コメント
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