Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

少年とおやじ

2022年08月29日 06時30分31秒 | Weblog
香川照之による性加害 「胸を直に触り、キスもしていた」同席者が証言
 「極め付きが、途中から香川の隣に座った美麗さんをターゲットにした乱暴狼藉だったという。
「30代の彼女は明るく、酔ったお客さんをあしらうのが上手で、だから余計にいじられたのでしょう。間もなく香川さんは美麗さんのブラジャーを剥ぎ取り、その匂いを嗅ぎながら彼女をはやし立て、ブラジャーをほかのお客さんに手渡す素振りまでしていました。さらには美麗さんの胸元に手を突っ込んで、胸をもみはじめた。キスまでしていましたからね」
 このホステスはその晩の香川の行為を、
 「銀座のクラブではありえないほどの狼藉ぶり」
 と断じるが、それほど論外な行動なら、止めることはできなかったのか。


 香川氏の行為は、「銀座のクラブ」では御法度だったということだ(もっとも、この書きぶりだと、銀座でなければ許容されるところもあるように読めてしまうが・・・)。
 「香川照之の昆虫すごいぜ!」などを観ていると、彼が純真な少年のような心を持っていることが分かる。
 だが、今回の騒動によって、その彼が”セクハラおやじ”(というよりは、本件では強制わいせつ)の側面も併せ持っていることが判明したということになるだろう。
 「純真な少年」と「セクハラおやじ」、「昼は昆虫を可愛がり、夜はホステスをいたぶる」というジキルとハイドのような人間の二面性は、程度の差こそあれ、誰にでもあるのだろう。
 ここで、”ハイド”の側面を一掃してしまおうとすれば、例えば、(去勢などにより)リビドーを徹底的に弱体化することが考えられる。
 このことを、筒井康隆先生も「聖痕」という長編小説で提示していらっしゃる(最後の長編)。
 まあ、これは現実的には無理な話だろうが、例えば、将来的には、「性欲を抑える薬」などが開発され、強制わいせつの常習犯などに供与されるようになるのかもしれない。
コメント
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