パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

コンビニ24時間営業反対!

2006年04月12日 20時32分49秒 | Weblog
最近、コンビニが閉店してるのを見かけるようになった。他の業態の店舗に替わってるものもあれば、別の系列のコンビニに代わってるものなど様々だ。
先日、ラジオで「コンビニの24時間営業は、是か非か?」のアンケートがあった。
反対派の意見は、長時間営業によるエネルギーの浪費がエコに反するという、大上段に構えたものが多かったが、おっさんは、就業する人の負担が必要以上に多すぎる、と言う点で反対だ。
FC契約を結んだ人々は、いつ休むのだろう。
いつ家族と旅行に行くのだろう。
いつ慶弔の式に参列するのだろう。
人を雇って運営すればよいと言われそうだが、それでは経営が成り立っていかない可能性が高そうだ。
消費者は、便利な生活は、ある人々の犠牲の上に成り立っているという事を、頭に浮かべるようになれたら、そして、少しは我慢する事ができるようになれたらいいと思う。
また、別の話だが、年末、年始の流通業の営業。大晦日まで働いて、元旦にも、休む事無く仕事に出る。
それは、働いている人にとって幸せだろうか?
消費者の求めることをしている、と経営陣は言いそうだ。しかし、彼らは自分の会社に勤めている人々の生活を、メンタリティーを想像した事があるのだろうか。
そんな甘いことを言っていれば、経営責任を全うできない。
そうかもしれない。しかし、それでも、もうこれ以上の犠牲を多くの人々に強いることはない方がよいと思う。
我々消費者は、店が開いてなかったら、それなりに対応するようになるだろう。
物が少しの間買えない事は、我慢できないくらい不便な事ではないと思うのだが、どうなのだろう。
コメント
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