本屋さんに行ってブラブラしていると、時々、本の方がこちらを求めているように思える時がある。
ひっそりと囲まれているのに、その場所だけ明るく見えたりして、精一杯自己主張してるみたいに!
暴走する文明(ロナルド?ライト著 NHK出版)もそんな本のひとつだった。
題名から想像される内容の本で、自分の考えの再確認みたいなところがあるけれど
シュメール、イースター島、ローマなどの文明が「進歩の罠」に落ちて
資産を食いつぶしていって、ついには文明が記憶だけに
なっていく過程が解説されている。
そして、最後の時期に見られる兆候、貧富の格差(最近よく聞かれる言葉だ)が例外なく
存在してくるというのは、現在の世界の文明の置かれている状況が危険水域に入っているのかもしれないと
連想させて、少しばかり心配になってくる。
思えば、確かに今は、変な、あまり良好とは言えない時代かもしれない。
ベストセラー「国家の品格」も「他人を見下す若者たち」(速水敏彦 講談社現代新書)も
なんとかしなければ、という思いに溢れている。
実際のところ、時代を変えていくには、いくらのんびりしてるように思えても、
方法論からではなく、こうした本等による啓蒙などで、
意識レベルから変えていかなければ
うまくいかないのではないか等と思ってしまう。
ひっそりと囲まれているのに、その場所だけ明るく見えたりして、精一杯自己主張してるみたいに!
暴走する文明(ロナルド?ライト著 NHK出版)もそんな本のひとつだった。
題名から想像される内容の本で、自分の考えの再確認みたいなところがあるけれど
シュメール、イースター島、ローマなどの文明が「進歩の罠」に落ちて
資産を食いつぶしていって、ついには文明が記憶だけに
なっていく過程が解説されている。
そして、最後の時期に見られる兆候、貧富の格差(最近よく聞かれる言葉だ)が例外なく
存在してくるというのは、現在の世界の文明の置かれている状況が危険水域に入っているのかもしれないと
連想させて、少しばかり心配になってくる。
思えば、確かに今は、変な、あまり良好とは言えない時代かもしれない。
ベストセラー「国家の品格」も「他人を見下す若者たち」(速水敏彦 講談社現代新書)も
なんとかしなければ、という思いに溢れている。
実際のところ、時代を変えていくには、いくらのんびりしてるように思えても、
方法論からではなく、こうした本等による啓蒙などで、
意識レベルから変えていかなければ
うまくいかないのではないか等と思ってしまう。